これを観ると、とにかく前向きになれて、胸がホコホコする
物凄く大好きなドラマです。

 私はふっと時間ができた時とか、夜寝つけない時に見ています。
 すると元気がモリモリ沸いてきて、アラ不思議。
 恋にも仕事にも前向きな気持ちになれちゃうんです。
 全話を衝動買いしちゃっちゃったけど、後悔0(ゼロ)。
 もう十数回みてるから、モトはとってます。(笑)

 大手広告代理店でクリエター志望で入社した籐子(深津絵里)。
 夢に燃えていたはずの籐子は、いまではクリエイター職から
も離れ、恋人もいない地味なOLさん。
 今ではお酒と食べ物と、人の不孝を集めた海外ドキュメンタリーを見る事をこよなく愛する、何とも親近感を覚えてしまう女性です。

 籐子は自分の中で現実との折り合いをつけながら、「このままではいけない?」「でも現実はこんなもの?」なんて葛藤しつつも飲んだくれつつ、変わりばえのない日々を過ごしていた。

 そんな彼女に、昔憧れていた同じ会社のトップクリエイター貫井(堤真一)から独立した新事務所に、来て欲しいと言う話が舞い込んでくる。
 自分を認めてもらえた引き抜きの話に、安定を捨て、清水の舞台から飛び下りたつもりで会社を辞めたのに、その引き抜きの話は間違いだった!!
 しかも憧れの貫井さんは尊大で自己中でコドモっぽくて最悪!(物作りに対する情熱は本物なんだけどね)。  
 「間違いだったから、もう事務所に来るな」
 と貫井に容赦なく追い返されても、
「こっちは生活かかってんだから!明日も来ます!!」
 と啖呵を切って事務所に居座り続ける籐子。

 はじめは鬱陶しがられていた籐子が、次第に彼女はこの事務所になくてなならない存在へと変わっていく…。
 なーんていうラブ(だけどラブ薄め?)コメディーです。

 深津絵里をはじめ、堤真一、坂口憲二、西村雅彦、矢田亜希子など、みんなハマリ役。
 また同じ事務所の堤真一、坂口憲二、西村雅彦とのやりとりもすっごく面白い。
 特に貫井(堤)さんと、木村君(坂口)との飲んだくれ具合や、会話のやりとりとか、楽しいんですよね。
 恋愛ベタの貫井さんにキスの練習とか中学生みたいで。

 籐子の親友(悪友?)のまきちゃん(猫背椿)との友情関係も、すっごくいいなぁって思います。
 まきちゃんと春菜ちゃん(矢田亜希子)のやりとりも面白いです。傷だらけ30代女VS天然純粋培養20代みたいな。(苦笑) 

 それから特にこのドラマの好きなところが、全員が純粋で善良なんだけど、全員が欠点と弱さを持っているところかな。
 あと凄く丁寧に作られているドラマです。確か普通に放送されていた時も、鳴りもの入りのドラマではなく、『本当に面白いドラマ』としてジリジリ人気が出た作品だったような気がします。

 もし恋に仕事に疲れたら是非レンタルしてみてください。
 恋ノチカラは偉大です。

 関係ないけど、これって野田MAPのとこの面子が多い気が…。
 気のせいではないよね!?
 てなわけで、年末は『走れメルス』を観てきます! 前回の堤真一&深津絵里の『カメレオンズリップ』はチケットが取れなくて悔しい思いをしたけれど、今回は生ふかっちゃんを観てきます!! 楽しみだ〜★★

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