Musical Baton頂きやした! やってみやした!
2005年6月29日 お題
先日別サイトの方で『Musical Baton』なるものを頂きました。
あたしゃこんなの物がある事すら全然知らなかったから、
ビックリしやした。
とりあえず早速やってみる事に。
さーレッツラ、GO-!!
Q.1PCに入ってる音楽ファイルの容量
会社用のPC(私物の方)にMP3で圧縮したファイルが1Gくらい。
Q.2いま聴いてる曲
今聴いてるのはPCに入っているのをダラダラと…。
今この瞬間はTHE BEST OF SIXPENCE NONE THE RICHER。
Q.3最後に買ったCD
L’Arc-en-Ciel/AWAKE
どのラルク(今昔、ライトorダーク、バラードorポップなどなど)が好きな人でもお気に入りの曲がひとつは見つかると思います。(でもこれって凄い事)。
逆に特化していない分「ちょっと…」って人(特にファン!)もいるかも知れないけど、虹ってバンド名らしくさまざまな色が重なって一枚になった感じです。素人が何言ってるって感じだけど、クオリティー高いと思うし、凄く良いアルバムだなと思います。はー、以前のあたしはメチャクチャ偏った側の人間だったのにズイブン大人になったもんだよ。(笑)ジャケットがとっても素敵です。デザイナーさんありがとう!
Q.4特別思い入れのある5曲
好き嫌いももちろんありますが、「特別思い入れのある曲」って自分の人生で物凄く思い出深かったり影響された物になるもんですな…。
★NO.1
L’Arc〜en〜Ciel/White Feathers
初めてライブでこれを聴いた時、今死んでもいいと思った。空間と音とそこにいる人達が混ざりあってそれはそれは奇跡のような出来事でした。やっぱりライブっていいな。ありがとうラルク。
★NO.2
L’Arc〜en〜Ciel/forbitten lover
第3期ラルクが終わりを告げ、復活ドーム公演前にシークレットライブ(ブリッツね♪)でやった一発目がこれ。正直ラルク的にも今後を占う正念場の時期だったと思う。森の中を思わせる緑と青色の照明だったなぁ。これを聴いた時「あーどんな風に変わっていってもずっとラルクだけはついていこう」と思った曲。気持ちはいまだ変わらず。
★NO.3
Dir en grey/秒「」針
多分今までのライブで一番暴れた曲だと思う!(笑) 武道館で「オマエ退場!」ってスタッフに告げられた青春のメモリー。
★NO.4
Under World/Cowgirl……やっぱり『Push Upstairs』で!!
テクノってずっと食わず嫌いしてたんですが、初めてちゃんと咀嚼するように聴いて「あ、コレ好き」って顔がニヤけちゃった曲だから。この辺から色々と聴いてみるようになりました。
★NO.5
忌野清志郎/曲名知りません
一昨年かな? 年末のイベントに連れってってもらった時に初めてライブ観て「すげー! このオッサンめちゃくちゃカッコイイ!」って思った。本物のロッカーを感じ! 自分でチケットを取ってライブ行ったりしないだろうから、こんな機会を頂けて感謝してるんですよ。一緒に行った方々が「ここが一番音が良い場所だね」って言ってたのも印象的。なるほどさすが本職。ライブはいつも前に突っ込んで行くからそんな風に聴いた事なかったッス。目からウロコでした。
Q.5バトン渡す5名
もう渡しました。
あたしゃこんなの物がある事すら全然知らなかったから、
ビックリしやした。
とりあえず早速やってみる事に。
さーレッツラ、GO-!!
Q.1PCに入ってる音楽ファイルの容量
会社用のPC(私物の方)にMP3で圧縮したファイルが1Gくらい。
Q.2いま聴いてる曲
今聴いてるのはPCに入っているのをダラダラと…。
今この瞬間はTHE BEST OF SIXPENCE NONE THE RICHER。
Q.3最後に買ったCD
L’Arc-en-Ciel/AWAKE
どのラルク(今昔、ライトorダーク、バラードorポップなどなど)が好きな人でもお気に入りの曲がひとつは見つかると思います。(でもこれって凄い事)。
逆に特化していない分「ちょっと…」って人(特にファン!)もいるかも知れないけど、虹ってバンド名らしくさまざまな色が重なって一枚になった感じです。素人が何言ってるって感じだけど、クオリティー高いと思うし、凄く良いアルバムだなと思います。はー、以前のあたしはメチャクチャ偏った側の人間だったのにズイブン大人になったもんだよ。(笑)ジャケットがとっても素敵です。デザイナーさんありがとう!
Q.4特別思い入れのある5曲
好き嫌いももちろんありますが、「特別思い入れのある曲」って自分の人生で物凄く思い出深かったり影響された物になるもんですな…。
★NO.1
L’Arc〜en〜Ciel/White Feathers
初めてライブでこれを聴いた時、今死んでもいいと思った。空間と音とそこにいる人達が混ざりあってそれはそれは奇跡のような出来事でした。やっぱりライブっていいな。ありがとうラルク。
★NO.2
L’Arc〜en〜Ciel/forbitten lover
第3期ラルクが終わりを告げ、復活ドーム公演前にシークレットライブ(ブリッツね♪)でやった一発目がこれ。正直ラルク的にも今後を占う正念場の時期だったと思う。森の中を思わせる緑と青色の照明だったなぁ。これを聴いた時「あーどんな風に変わっていってもずっとラルクだけはついていこう」と思った曲。気持ちはいまだ変わらず。
★NO.3
Dir en grey/秒「」針
多分今までのライブで一番暴れた曲だと思う!(笑) 武道館で「オマエ退場!」ってスタッフに告げられた青春のメモリー。
★NO.4
Under World/Cowgirl……やっぱり『Push Upstairs』で!!
テクノってずっと食わず嫌いしてたんですが、初めてちゃんと咀嚼するように聴いて「あ、コレ好き」って顔がニヤけちゃった曲だから。この辺から色々と聴いてみるようになりました。
★NO.5
忌野清志郎/曲名知りません
一昨年かな? 年末のイベントに連れってってもらった時に初めてライブ観て「すげー! このオッサンめちゃくちゃカッコイイ!」って思った。本物のロッカーを感じ! 自分でチケットを取ってライブ行ったりしないだろうから、こんな機会を頂けて感謝してるんですよ。一緒に行った方々が「ここが一番音が良い場所だね」って言ってたのも印象的。なるほどさすが本職。ライブはいつも前に突っ込んで行くからそんな風に聴いた事なかったッス。目からウロコでした。
Q.5バトン渡す5名
もう渡しました。
エッチでドキドキする文VS勃起する文
2005年1月22日 お題
まる子のキュッとしまった密壺は、ヌラヌラと湿り気を帯びている。
そしてソコは俺の指先に甘えるように、クチュクチュと音をたてながら一本、二本、三本と容易に俺の指を飲み込み、中へ中へと誘い入れる。とかかが勃起する文章かな? と、すると…。
「いっ…、いやっ」
突然、生徒会室に連れ込まれたかと思うと、大きな片手で難なく両手を抱え束ねられ、あたしはアイツにドスンと壁に押しつけられた。
アイツ…と言うのはこの学園の帝王。
眼鏡の下はポーカーフェイスで、いつも人を見下したような生徒会長のことだ。
「ッ…離して。離してったら!」
イヤイヤをするようにかぶりをふるあたしの唇に、アイツはもてあそぶかのようにキスの雨を降らせてくる。
「ウソをつくな。感じてるんだろう? 頬が赤いぞ」
「んっ…ウソなんかついて…んっっ、あんっ」
口を開いて反論すると、すりと湿った舌が口腔に侵入しピシャピシャと湿った音をたてながらかき回す。
ってのがエッチでドキドキする文でしょうか。うーん。。書いてる私が寒さでドキドキだったよ。。つーか官能小説じゃん。って言うつっこみが。ちなみにまる子はうちの猫の名前です。
勃起させるような文章を書く! と思ったですが、とっても難しいですなぁ。ついでに若い子をドキドキさせる文章はもっと難しい。。勉強不足です。。やっぱり私はいつものアホウ路線でつっぱしります!
つーか読み返して凄まじく恥ずかしくた。。たぶんすぐ消します。。
勃起する文は、私にはまだレベルが足りませんでした〜。。ギョボー!!
そしてソコは俺の指先に甘えるように、クチュクチュと音をたてながら一本、二本、三本と容易に俺の指を飲み込み、中へ中へと誘い入れる。とかかが勃起する文章かな? と、すると…。
「いっ…、いやっ」
突然、生徒会室に連れ込まれたかと思うと、大きな片手で難なく両手を抱え束ねられ、あたしはアイツにドスンと壁に押しつけられた。
アイツ…と言うのはこの学園の帝王。
眼鏡の下はポーカーフェイスで、いつも人を見下したような生徒会長のことだ。
「ッ…離して。離してったら!」
イヤイヤをするようにかぶりをふるあたしの唇に、アイツはもてあそぶかのようにキスの雨を降らせてくる。
「ウソをつくな。感じてるんだろう? 頬が赤いぞ」
「んっ…ウソなんかついて…んっっ、あんっ」
口を開いて反論すると、すりと湿った舌が口腔に侵入しピシャピシャと湿った音をたてながらかき回す。
ってのがエッチでドキドキする文でしょうか。うーん。。書いてる私が寒さでドキドキだったよ。。つーか官能小説じゃん。って言うつっこみが。ちなみにまる子はうちの猫の名前です。
勃起させるような文章を書く! と思ったですが、とっても難しいですなぁ。ついでに若い子をドキドキさせる文章はもっと難しい。。勉強不足です。。やっぱり私はいつものアホウ路線でつっぱしります!
つーか読み返して凄まじく恥ずかしくた。。たぶんすぐ消します。。
勃起する文は、私にはまだレベルが足りませんでした〜。。ギョボー!!
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18歳。ちょっと遅いけど、初めて好きな人とデートした年です。
女子校に馴染みまくって 6年も生活していたもんだから、男の人が苦手だったんだけど(今じゃ考えられん)、その人は私の好きな本の登場人物と同じ名前だったのと、当時にしてはめずらしく『ラルクを知っていた(しかも好意的だった)』ので、とても気になる人でした。←この辺がオタクですね…。
デートと言ってもクラスでの飲み会で、『女の子の隣にいる奴が、その子のご飯代おごってやれ〜』みたいな感じで、御馳走になったお礼に映画をオゴルって言う感じだったんだよね。
デートと言うのに、全身黒づくめで「今日ライブ?」と言うような格好をした私は、めちゃくちゃヒドイ風邪を引いておりました。(可哀想な事に彼は育ちの良いふつうの男の子だったので、きっと待ち合わせ場所にいる私を見て、苦々しく思った事でしょう)。
ひどい風邪のため、文字どおり這ってでも待ち合わせ場所に向かおうとする私を、必死で止める母を振り切っていざ待ち合わせ場所へ。
朦朧とする意識の中で『スワロウテイル』を見て、家に帰って
家に帰って即病院へ…。
この日最後の無理がたたったのか、気管支炎と診断。吸入器とお友達になりました。
そしてデートの次の日からめでたく二週間ほど学校を休む事に。
その後めでたく彼になったその人に、
「あん時はその後二週間近くも休むから後味悪かった。これってオレのせいか?って思ったよ。そんなに具合悪いなら来ないで欲しかった」
と言われました。そりゃそうだ。
この時のデートで、未来の負け犬になる事を示唆するような私らしい出来事が早くも発揮する。
(負け犬→結婚していない独身女性の総称。ばーい酒井順子著:負け犬の遠ぼえ)
ご飯のお礼だと言うのに映画代を払おうとする彼と、新宿駅で押し問答に。最後はお金をなげつけて、
「あんた。あたしの事ばかにしてんの?」
って啖呵切って受け取らせましたからね。(よく彼女になれたもんだ)
ありがとうって言えばいいのに、何を突っ張ってたんだかと、恥ずかしくなります。
その人の事は一生好きだと思う。
18歳だったけど、今の私に繋がるアホウなエピソードでございました。
こちらの方はお題をくださった唾姫様に捧げます。
(こんな痒いの捧げんなって?)
『18歳』めちゃくちゃ難しかったです!
もう一個書いてたんですが、おばちゃんの人生論&追っかけ論ぽくなっちゃって。(笑)いろいろ悩む年頃だけど、そっから先はもっと面白い!! 私は今が一番楽しい★★ 18歳の時の楽しい欠片が、今の私に繋がっている、そんな感じです。
女子校に馴染みまくって 6年も生活していたもんだから、男の人が苦手だったんだけど(今じゃ考えられん)、その人は私の好きな本の登場人物と同じ名前だったのと、当時にしてはめずらしく『ラルクを知っていた(しかも好意的だった)』ので、とても気になる人でした。←この辺がオタクですね…。
デートと言ってもクラスでの飲み会で、『女の子の隣にいる奴が、その子のご飯代おごってやれ〜』みたいな感じで、御馳走になったお礼に映画をオゴルって言う感じだったんだよね。
デートと言うのに、全身黒づくめで「今日ライブ?」と言うような格好をした私は、めちゃくちゃヒドイ風邪を引いておりました。(可哀想な事に彼は育ちの良いふつうの男の子だったので、きっと待ち合わせ場所にいる私を見て、苦々しく思った事でしょう)。
ひどい風邪のため、文字どおり這ってでも待ち合わせ場所に向かおうとする私を、必死で止める母を振り切っていざ待ち合わせ場所へ。
朦朧とする意識の中で『スワロウテイル』を見て、家に帰って
家に帰って即病院へ…。
この日最後の無理がたたったのか、気管支炎と診断。吸入器とお友達になりました。
そしてデートの次の日からめでたく二週間ほど学校を休む事に。
その後めでたく彼になったその人に、
「あん時はその後二週間近くも休むから後味悪かった。これってオレのせいか?って思ったよ。そんなに具合悪いなら来ないで欲しかった」
と言われました。そりゃそうだ。
この時のデートで、未来の負け犬になる事を示唆するような私らしい出来事が早くも発揮する。
(負け犬→結婚していない独身女性の総称。ばーい酒井順子著:負け犬の遠ぼえ)
ご飯のお礼だと言うのに映画代を払おうとする彼と、新宿駅で押し問答に。最後はお金をなげつけて、
「あんた。あたしの事ばかにしてんの?」
って啖呵切って受け取らせましたからね。(よく彼女になれたもんだ)
ありがとうって言えばいいのに、何を突っ張ってたんだかと、恥ずかしくなります。
その人の事は一生好きだと思う。
18歳だったけど、今の私に繋がるアホウなエピソードでございました。
こちらの方はお題をくださった唾姫様に捧げます。
(こんな痒いの捧げんなって?)
『18歳』めちゃくちゃ難しかったです!
もう一個書いてたんですが、おばちゃんの人生論&追っかけ論ぽくなっちゃって。(笑)いろいろ悩む年頃だけど、そっから先はもっと面白い!! 私は今が一番楽しい★★ 18歳の時の楽しい欠片が、今の私に繋がっている、そんな感じです。
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大奥・女の戦い!! と言えば結婚披露宴でしょ!
2004年12月10日 お題
大奥・『女の戦い』と言えば、「ホホホホ」と笑顔の仮面を被りつつ、腹の中ではエゲツない野望やら見栄やら企みやらがマグマのよーに煮えたぎらせた女達が集まる場所というイメージがございます。
私にとって結婚披露宴こそがぷち大奥。
格式やら家やら決まりやら色々あるだけでなく、女たちは、皆にこやかな笑顔と着飾ったおべべ。しかも同じグループの友人の結婚式の場合、オベベは前回と同じ着用をする事はタブーなど、暗黙のしきたりが多い。そしてコレを守らないつもりなら、たとえ友人にでも、影で罵倒される覚悟をせにゃならぬ。
これこそ女の戦いの場ではありますかいな。
新参者の頃は良かった。まだ見ぬ世界へと召集された喜びに、花嫁ばりにウキウキと、「ねー、A子は何着てく?」「美容院行っとく?」「どうしよ!泣いちゃう!」と友達と大盛り上がり。当日は新郎新婦が頼んだカメラマンを押し退け、写真小僧のようにフラッシュをたきまくり、手がちぎれるほどに振る姿は、きっと、「ここは普段の場所とは違うのよ!」「場所考えなさい!」「最近の若い子は…」とか、名前も知らぬどこかしらの局達に、眉をひそめられたのだろうが、若い本人達はお構い無し。
でも現在20代も後半を迎え、新参者から局へと、順調に階段を昇っている。
さー、こっからは同世代が凄いわよ〜。ドロドロしてますわ。
私は呼ばれなかったんで、その披露宴に出席した友達に「どうだった?」と聞くと、彼女たちは、「花嫁綺麗だった」「幸せそう」だけでなく、その後に必ずと言っていい程、血も涙もない冷徹な学者のように独自の分析結果を報告するのです。
「料理はB子の時の方が美味しかったね」
「すごい式だったよ。アイツそんなに貯金あったっけ? 親か。やっぱ」
「男は不作だった」
「すごい旦那が素敵だった。いいの捕まえたよねぇ(心から喜んでいるが、若干のヒガミあり)」
「Gの奴が凄い服着てくるからびっくりした。ありゃねーだろ」
「はー…なんで呼ばれたんだろ。今金ないから正直キツかったよ」
「会場にいた旦那の同僚たち。何人かがアナ兄弟だったらしいよ。彼女遊んでたもん」
もうピーコの辛口ファッションチェックのような、鋭くデリカシーのない指摘がビシバシ。
あ、誤解をされないように言うんですが、みんな友達の結婚を本当に心から祝福しているんです。
式の間は友達の幸せそうな笑顔や、「汝、病める時も健やかなる時も…」という神父の台詞に、「誓います」と告げる友人に思わず涙。手が真っ赤になるほどの力強い拍手と「おめでとう!」を送るのですが、式が終わり披露宴が近付くと喜びの中にも冷静な調査員のような仮面をポケットに隠し持つわけです。
披露宴が始まる前。座席やフロアでの井戸端会議もヒートアップ。
「わー、ふかみちゃん久しぶり。最近どう? もーウチのグループも半分お嫁に行っちゃったね」
「そうだね。早いね」
頷く私に、
「ねぇ、ふかみちゃんは彼氏いるの? 結婚の予定は??」
と鋭く聞かれる訳ですよ。これっていわゆる内偵ですよね。
「あー、私ないわ」
「そっか、良かった。(何が良かったんじゃ!)私もなんだ。でもDとか来年あたりって噂だよ」
「ふーん(いまのところあまり結婚に興味がない)」
あまり関心をしめさない私にの肩を別の友人がポン叩き、
「みんな大丈夫! ウチには負け犬・総大将がいるから! ね、ふかみ大将」
「ああ? 何よ、負け犬・総大将って。縁起悪いからやめてよ!」
と言うが、「そうだ。ふかみがいるから私がビリではないだろう」と、言うように皆が、「大将! 大将!」なんて言ってやがる。
今の私だったら、笑い飛ばせるんだけど、そん時はちょっぴり微妙なお年頃だったので、ムカっとしたもんだ。
そしてついでに、
「ふかみちゃん最近誰と連絡取ってる? EとかFとかは?」
と他の同級生たちが、どの程度の幸せにいるかをチェックするために聞かれたりもある。
ああ、おそろしい。大奥。
女の欲と見栄が火花を散らすマスカレード。
もし私が結婚しても披露宴やめとこうかなぁ…と思う今日この頃です。
それかもしやるなら、入場資格は瓶イッキしてベロベロになった人のみ!とかがいいな。モチロン、花嫁&花婿も瓶イッキ。 なんか無礼講って感じがして良いと思いません?
★今回の『大奥・女の戦い』は、お題を考えてくださったyukiさんに捧げます! ありがとうございました!
私にとって結婚披露宴こそがぷち大奥。
格式やら家やら決まりやら色々あるだけでなく、女たちは、皆にこやかな笑顔と着飾ったおべべ。しかも同じグループの友人の結婚式の場合、オベベは前回と同じ着用をする事はタブーなど、暗黙のしきたりが多い。そしてコレを守らないつもりなら、たとえ友人にでも、影で罵倒される覚悟をせにゃならぬ。
これこそ女の戦いの場ではありますかいな。
新参者の頃は良かった。まだ見ぬ世界へと召集された喜びに、花嫁ばりにウキウキと、「ねー、A子は何着てく?」「美容院行っとく?」「どうしよ!泣いちゃう!」と友達と大盛り上がり。当日は新郎新婦が頼んだカメラマンを押し退け、写真小僧のようにフラッシュをたきまくり、手がちぎれるほどに振る姿は、きっと、「ここは普段の場所とは違うのよ!」「場所考えなさい!」「最近の若い子は…」とか、名前も知らぬどこかしらの局達に、眉をひそめられたのだろうが、若い本人達はお構い無し。
でも現在20代も後半を迎え、新参者から局へと、順調に階段を昇っている。
さー、こっからは同世代が凄いわよ〜。ドロドロしてますわ。
私は呼ばれなかったんで、その披露宴に出席した友達に「どうだった?」と聞くと、彼女たちは、「花嫁綺麗だった」「幸せそう」だけでなく、その後に必ずと言っていい程、血も涙もない冷徹な学者のように独自の分析結果を報告するのです。
「料理はB子の時の方が美味しかったね」
「すごい式だったよ。アイツそんなに貯金あったっけ? 親か。やっぱ」
「男は不作だった」
「すごい旦那が素敵だった。いいの捕まえたよねぇ(心から喜んでいるが、若干のヒガミあり)」
「Gの奴が凄い服着てくるからびっくりした。ありゃねーだろ」
「はー…なんで呼ばれたんだろ。今金ないから正直キツかったよ」
「会場にいた旦那の同僚たち。何人かがアナ兄弟だったらしいよ。彼女遊んでたもん」
もうピーコの辛口ファッションチェックのような、鋭くデリカシーのない指摘がビシバシ。
あ、誤解をされないように言うんですが、みんな友達の結婚を本当に心から祝福しているんです。
式の間は友達の幸せそうな笑顔や、「汝、病める時も健やかなる時も…」という神父の台詞に、「誓います」と告げる友人に思わず涙。手が真っ赤になるほどの力強い拍手と「おめでとう!」を送るのですが、式が終わり披露宴が近付くと喜びの中にも冷静な調査員のような仮面をポケットに隠し持つわけです。
披露宴が始まる前。座席やフロアでの井戸端会議もヒートアップ。
「わー、ふかみちゃん久しぶり。最近どう? もーウチのグループも半分お嫁に行っちゃったね」
「そうだね。早いね」
頷く私に、
「ねぇ、ふかみちゃんは彼氏いるの? 結婚の予定は??」
と鋭く聞かれる訳ですよ。これっていわゆる内偵ですよね。
「あー、私ないわ」
「そっか、良かった。(何が良かったんじゃ!)私もなんだ。でもDとか来年あたりって噂だよ」
「ふーん(いまのところあまり結婚に興味がない)」
あまり関心をしめさない私にの肩を別の友人がポン叩き、
「みんな大丈夫! ウチには負け犬・総大将がいるから! ね、ふかみ大将」
「ああ? 何よ、負け犬・総大将って。縁起悪いからやめてよ!」
と言うが、「そうだ。ふかみがいるから私がビリではないだろう」と、言うように皆が、「大将! 大将!」なんて言ってやがる。
今の私だったら、笑い飛ばせるんだけど、そん時はちょっぴり微妙なお年頃だったので、ムカっとしたもんだ。
そしてついでに、
「ふかみちゃん最近誰と連絡取ってる? EとかFとかは?」
と他の同級生たちが、どの程度の幸せにいるかをチェックするために聞かれたりもある。
ああ、おそろしい。大奥。
女の欲と見栄が火花を散らすマスカレード。
もし私が結婚しても披露宴やめとこうかなぁ…と思う今日この頃です。
それかもしやるなら、入場資格は瓶イッキしてベロベロになった人のみ!とかがいいな。モチロン、花嫁&花婿も瓶イッキ。 なんか無礼講って感じがして良いと思いません?
★今回の『大奥・女の戦い』は、お題を考えてくださったyukiさんに捧げます! ありがとうございました!