0731。数字の暴力
2005年7月31日 恋愛
数字という物はひどく暴力的な存在とあたしは思う。
あまりにも直接的すぎて、時としてあたしを傷つける。
この年まで生きてくると、思い出深い数字という物が多数存在するようになってくる。
その番号は誕生日だったり、住所だったり電話番号だったりする。
モチロン、大切だった人の。
一緒に過ごした思い出や、彼から発せられた様々な言葉は、少しづつ形を変えてゆくものだ。
時間が経つと鋭利な角が時間によって削られ、丸みを帯びてくるようになる。(そして消えそうなほど小さくなってしまう)。
だけど数字は何年経っても、その時と同じ確かさで存在するのだ。
携帯電話が普及して、人は他人のパーソナルデータを外付けのディスクに保存するようになった。
あたしはそれが壊れてしまうのが怖くって、大好きな人の連絡先だけは無意識に暗記してしまう。
そして大切な人にも抜き打ちテストの要領で、
「はい! 私の電話番号は? 住所は?」
と突然問いつめてしまうのだ。
だって大きな地震がきて携帯が使えなくなったら、どうやって連絡取るつもりなの!?
もしもちゃんと住所がわかれば、携帯がなくったって歩いてだって会いに行けるでしょう?
疎開していても手紙を出す事ができるでしょう?
そんな訳で、私の頭の中には本当に大切だった人の数字しか入っていない。
あたしはあんまり頭が良くないせいか、一度覚えるとなかなか記憶から消えてくれない。
必要なくなった番号をみんなどうやって忘れていくんだろう…。
週末は深夜バスが終わるのが早くって0時をすぎると、終了してしまう。
あたしはテクテクと家路を急ぎながら、携帯を開くと時間を確認する。
いつのまにか日付が変わり、時刻は0時16分。
あたしはきっとこの先目が見えなくなっても覚えているであろう数字を手早く打ち込んだ。
すると、ぼうっと光るモニター画面にあの人の電話番号が映し出される。
「お誕生日おめでとう」
二度と一緒にお祝いする事はないあの人へのお祝いの言葉。
そしてあたしはこっそり光る携帯電話の画面にキスをした。
0731。
大好きだった人の誕生日。
あたしにとって、最も苦い数字。
あまりにも直接的すぎて、時としてあたしを傷つける。
この年まで生きてくると、思い出深い数字という物が多数存在するようになってくる。
その番号は誕生日だったり、住所だったり電話番号だったりする。
モチロン、大切だった人の。
一緒に過ごした思い出や、彼から発せられた様々な言葉は、少しづつ形を変えてゆくものだ。
時間が経つと鋭利な角が時間によって削られ、丸みを帯びてくるようになる。(そして消えそうなほど小さくなってしまう)。
だけど数字は何年経っても、その時と同じ確かさで存在するのだ。
携帯電話が普及して、人は他人のパーソナルデータを外付けのディスクに保存するようになった。
あたしはそれが壊れてしまうのが怖くって、大好きな人の連絡先だけは無意識に暗記してしまう。
そして大切な人にも抜き打ちテストの要領で、
「はい! 私の電話番号は? 住所は?」
と突然問いつめてしまうのだ。
だって大きな地震がきて携帯が使えなくなったら、どうやって連絡取るつもりなの!?
もしもちゃんと住所がわかれば、携帯がなくったって歩いてだって会いに行けるでしょう?
疎開していても手紙を出す事ができるでしょう?
そんな訳で、私の頭の中には本当に大切だった人の数字しか入っていない。
あたしはあんまり頭が良くないせいか、一度覚えるとなかなか記憶から消えてくれない。
必要なくなった番号をみんなどうやって忘れていくんだろう…。
週末は深夜バスが終わるのが早くって0時をすぎると、終了してしまう。
あたしはテクテクと家路を急ぎながら、携帯を開くと時間を確認する。
いつのまにか日付が変わり、時刻は0時16分。
あたしはきっとこの先目が見えなくなっても覚えているであろう数字を手早く打ち込んだ。
すると、ぼうっと光るモニター画面にあの人の電話番号が映し出される。
「お誕生日おめでとう」
二度と一緒にお祝いする事はないあの人へのお祝いの言葉。
そしてあたしはこっそり光る携帯電話の画面にキスをした。
0731。
大好きだった人の誕生日。
あたしにとって、最も苦い数字。
可愛気って何ですか?
2005年7月1日 恋愛
自分でもちょっとはそうかしら? と思っていたのですが、どうやら私ガンコで気性が激しい部分があるそう。
先日タナベ君と飲みに行っていた時の事。
お互い強情なところがあって、絶対に譲らない。
ベロベロに酔っていたんであまり覚えていないんですが、もめにもめた私達。
「もう出る!」
と突然席を立ちあがるタナベ君。
「ちょっと!まだ食ってんのよ!」
私の言葉を完全ムシ。
レシートを持って早足でレジへと向かってしまいました。(普段は、レシートの押し付けあいなのに。いつもこうだといいのにな!)。
追い掛けると、後ろを振り返る事なく家に向かうタナベ君。
カーっと私の怒りも最高潮。
そのまま踵を返し、大通りに向かうとタクシーを止める。
もちろん電車がなかろうが実家に戻るためだ。
だって。後からタナベ君を追いかけていって家に入れてもらったら、何か負けた感じがするじゃないですか!
深夜料金4800円。払いますよ、モチロン。
どんなに貧乏でも。財布の中にお金がなければ、コンビニで下ろしてでも!
タナベ君に「電車があろうがなかろうが、ふかみんは本当に帰るよね。ここでコンビニで差し入れでも持ってくれば可愛気があるのに」
と溜め息をつかれた事がございます。
は? 可愛気?
そんなモン持ってりゃ、さっさと結婚しとるわい!
先日タナベ君と飲みに行っていた時の事。
お互い強情なところがあって、絶対に譲らない。
ベロベロに酔っていたんであまり覚えていないんですが、もめにもめた私達。
「もう出る!」
と突然席を立ちあがるタナベ君。
「ちょっと!まだ食ってんのよ!」
私の言葉を完全ムシ。
レシートを持って早足でレジへと向かってしまいました。(普段は、レシートの押し付けあいなのに。いつもこうだといいのにな!)。
追い掛けると、後ろを振り返る事なく家に向かうタナベ君。
カーっと私の怒りも最高潮。
そのまま踵を返し、大通りに向かうとタクシーを止める。
もちろん電車がなかろうが実家に戻るためだ。
だって。後からタナベ君を追いかけていって家に入れてもらったら、何か負けた感じがするじゃないですか!
深夜料金4800円。払いますよ、モチロン。
どんなに貧乏でも。財布の中にお金がなければ、コンビニで下ろしてでも!
タナベ君に「電車があろうがなかろうが、ふかみんは本当に帰るよね。ここでコンビニで差し入れでも持ってくれば可愛気があるのに」
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発情犬(♀)の遠吠え
2005年5月23日 恋愛
最近多忙を極めるタナベ君。
最近朝5時過ぎに帰宅したタナベ君にシテシテとおねだりしても、「ムリです」「死にます」と言われてしまう始末。
先日、彼が久々に休みが取れたので、仕事が終わってからルンルンと軽い足取りで彼の家へ。
テーブルにこんもり乗っているテッシュを発見し、あたしの声は低くなる。
「…。ばかー! 今日はひとりHしちゃダメじゃん」
「は?な、何言っての? そんなんじゃないよ」
そう言った彼の股間をくいっと掴む。
「やっぱり。少なくなってる。ちゃんと溜めといてよー!」
いつでも心を込めて触っていれば、タマタマがどんな状態か触診すればわかるのぢゃ。
絶句したタナベ君が、大きなため息をついて私を見た。
「あんた、、本当にアホだよね」
悪かったわね。アホで、恥じらいがなくて、欲望に忠実で。
今夜も欲望に飢えて雌の獣は、窓の外の月に向かって遠吠えしたくなるのでございました。
最近朝5時過ぎに帰宅したタナベ君にシテシテとおねだりしても、「ムリです」「死にます」と言われてしまう始末。
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「は?な、何言っての? そんなんじゃないよ」
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オトナになると桜も苦いのね…。
2005年4月8日 恋愛
満開の桜を見て、チクリと胸が痛む。
一生一緒に見たかったあの人も今頃奥様と桜を見てるのかなー。
そのうち子供なんかも連れて…。
毎年一緒に写真を撮っていた千鳥が淵の若い枝垂れ桜は、5年でずいぶん大きくなってた。あれから3年。
あの子も大きくなったのかな。
ちょっとだけ感傷的な気分になってしまった…。仕事をせねば。
うう…大人になると桜も苦いのね…。
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「やばい!…やばい。ヤバイ!!」
タナベ君が不吉な悲鳴をあげる。
今日は年も暮れの12月30日。
大晦日にはオールナイトのライブイベントへ行く予定だったので、ほろ酔い加減で
酔っ払っているタナベ君と、今年最後のHの最中だった。
電気がついていないのでわからないが、
『H終了後→タナベ氏大慌て』という構図にどんな言葉続くかわかる。
非常に、非常にいや〜な予感がする。
若干の沈黙の後、タナベ君がまるでおねしょを告白する子供みたいに小さな声で
「…ゴム。中で取れちゃいました」
と言いやがった。
ぎゃー!!!!!
自慢じゃないが、この26年きっちり避妊派の私は、中出しなんかした事がない。
イッキに頭の中が真っ白になって氷のように固まってしまう。
せめてもの救いは暗がりでその惨状が目に飛び込まなかったところだろう。
足の付け根を濡らすリアルな液体が見えたら、怒りにまかせてタナベ君に飛びかかかりかねない。
どうしよう!どうしよう!と、ひたすら慌てるタナベ君を見ていたら、逆に女がしっかりしなきゃと悟り、
「シャワー!シャワー!行ってきます!!」
叫んだ。
いつもは『夜中のシャワーはダメ!』と口うるさいタナベ君も、
「よく言った!行ってこい!」とばかりに大きく頷く。
普段は乙女の嗜みと、恥じらって体を隠しちゃったりもするのだが、今は非常事態。
タナベ君を蹴飛ばさんばかりの勢いで、裸のままお風呂場に直行した。
蛇口を思い切りひねってシャワーをかけているが、これってどうすりゃいいんだ?
とりあえずヤケドしない程度の熱湯だよな。
…でもあまり執拗に洗うのは、逆に中に押し込む作業になってしまうんじゃなかろうか?
色々思いながらとりあえず熱消毒を試みる。
冷えた体に熱いシャワーを浴びながら、沢山の友人たちの言葉が頭に浮かぶ。
『犬猫の子じゃあるまいし、そんな簡単にゃーできないよ』
コンドーム無し派の友達の言葉が頭をよぎる。
『いや〜。まさかこんなにすぐアタルとはねぇ。正直びっくりだったよ』
結婚してママさんになった友達の声などエコーのように響きわたる。
うう…。私はどっちだ…。
おそろしいが後者じゃないのか?(しかも結婚予定は全くなしと言うオマケ付きの)。
「大丈夫?ちゃんと洗えた?」
おそるおそる風呂場を開けて私に問いかけるタナベ君をキッと睨んだ。
なんつー失礼な台詞! 粗相をしたのはオマエぢゃ!
「心配なら、あなたが安心するまで洗ってみる?」
と冷たい声で言うと、ぶんぶんと横に頭を振り、「頑張って」と
ちんぷんかんぷんの声援を残して部屋に戻っていった。
少し気持ちも落ち着いたところで、不安気なタナベ君に優しくなかったなと反省してみた。
きっと彼も物凄く焦ったのだろう。
部屋に戻ったら優しくしてあげなきゃ。
そう思って部屋に戻ると、グーグーと響きわたるタナベ君のイビキを聞いた。
…おいおい、マジかよ?
これだから男って奴は。
深々とため息をつく。
この後、寝ているタナベ君をたたき起こし、今年最後の大説教大会が始まったのは言うまでもない…。
これは自分のホムペで昔書いてた奴です。ネタが古くてごめんなさい〜
タナベ君が不吉な悲鳴をあげる。
今日は年も暮れの12月30日。
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ぎゃー!!!!!
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足の付け根を濡らすリアルな液体が見えたら、怒りにまかせてタナベ君に飛びかかかりかねない。
どうしよう!どうしよう!と、ひたすら慌てるタナベ君を見ていたら、逆に女がしっかりしなきゃと悟り、
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叫んだ。
いつもは『夜中のシャワーはダメ!』と口うるさいタナベ君も、
「よく言った!行ってこい!」とばかりに大きく頷く。
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蛇口を思い切りひねってシャワーをかけているが、これってどうすりゃいいんだ?
とりあえずヤケドしない程度の熱湯だよな。
…でもあまり執拗に洗うのは、逆に中に押し込む作業になってしまうんじゃなかろうか?
色々思いながらとりあえず熱消毒を試みる。
冷えた体に熱いシャワーを浴びながら、沢山の友人たちの言葉が頭に浮かぶ。
『犬猫の子じゃあるまいし、そんな簡単にゃーできないよ』
コンドーム無し派の友達の言葉が頭をよぎる。
『いや〜。まさかこんなにすぐアタルとはねぇ。正直びっくりだったよ』
結婚してママさんになった友達の声などエコーのように響きわたる。
うう…。私はどっちだ…。
おそろしいが後者じゃないのか?(しかも結婚予定は全くなしと言うオマケ付きの)。
「大丈夫?ちゃんと洗えた?」
おそるおそる風呂場を開けて私に問いかけるタナベ君をキッと睨んだ。
なんつー失礼な台詞! 粗相をしたのはオマエぢゃ!
「心配なら、あなたが安心するまで洗ってみる?」
と冷たい声で言うと、ぶんぶんと横に頭を振り、「頑張って」と
ちんぷんかんぷんの声援を残して部屋に戻っていった。
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きっと彼も物凄く焦ったのだろう。
部屋に戻ったら優しくしてあげなきゃ。
そう思って部屋に戻ると、グーグーと響きわたるタナベ君のイビキを聞いた。
…おいおい、マジかよ?
これだから男って奴は。
深々とため息をつく。
この後、寝ているタナベ君をたたき起こし、今年最後の大説教大会が始まったのは言うまでもない…。
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このチンコ、誰のチンコ?
2005年2月15日 恋愛
「もー、うっとい。触らないでよ」
牛が尻尾でプイプイまとわりつくハエでも払うかのように、ピシっとあたしの手を叩く。
「いったいな〜。って言うかそれは私のでもあるんだからね」
「何言ってるの? これは俺のなんだから。勝手に触らないで」
ブー!
付き合った人のチンコって、彼女のモノじゃありません?
だから好きなだけ触ったって揉んだって、文句言われる筋合いはない! と思うのでございます。
チンコは彼の連れ子のような存在だと思うのだ。
何度も自分の中に出入りしたり、なでたりキスしたりしていくうちに、愛着のような感情がうまれるわけですよ。
(で、私のよーに彼の連れ子に対してなみなみならぬ思いがある人間は、どーしてもその子と相性が悪かったりすると、別れる原因になったりもする)。
隣で転がっているタナベ君のタマを勝手にモミモミすると、その微妙な硬さや、『あー、溜まってきてるなぁ』とか『お、昨日あたり抜いたのか?』とか触診できるようになるんです。(これもチンコへの愛ゆえ!)
で、タナベ君に、
「昨日ひとりでしちゃったんだ! ずるいずるい!」
とか言うと、『そーゆー事をいちいち言わないの!(怒)』って怒られちゃうんですね。
スウスウとタナベ君が熟睡している時に、タナベ君の手をどけてチンコに手を置いてみた。(私的にベスポジ!)。
しかしタナベ君も寝ている時に、自分のチンコに手を置いている事がよくある。どうやら彼的にもチンコに手を置くのがベスポジのようなのだ。
タナベ君の手をそっとどかし、テリトリーを侵略すると、眠っているはずのタナベ君が顔をしかめて手を払いのける。
ムムム、眠っているハズなのに…。コヤツできるな!
このチンコ、誰のチンコ?
タナベ君が眠りについても、チンコをめぐったテリトリー争いは、終わらないのでありました…。
牛が尻尾でプイプイまとわりつくハエでも払うかのように、ピシっとあたしの手を叩く。
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ブー!
付き合った人のチンコって、彼女のモノじゃありません?
だから好きなだけ触ったって揉んだって、文句言われる筋合いはない! と思うのでございます。
チンコは彼の連れ子のような存在だと思うのだ。
何度も自分の中に出入りしたり、なでたりキスしたりしていくうちに、愛着のような感情がうまれるわけですよ。
(で、私のよーに彼の連れ子に対してなみなみならぬ思いがある人間は、どーしてもその子と相性が悪かったりすると、別れる原因になったりもする)。
隣で転がっているタナベ君のタマを勝手にモミモミすると、その微妙な硬さや、『あー、溜まってきてるなぁ』とか『お、昨日あたり抜いたのか?』とか触診できるようになるんです。(これもチンコへの愛ゆえ!)
で、タナベ君に、
「昨日ひとりでしちゃったんだ! ずるいずるい!」
とか言うと、『そーゆー事をいちいち言わないの!(怒)』って怒られちゃうんですね。
スウスウとタナベ君が熟睡している時に、タナベ君の手をどけてチンコに手を置いてみた。(私的にベスポジ!)。
しかしタナベ君も寝ている時に、自分のチンコに手を置いている事がよくある。どうやら彼的にもチンコに手を置くのがベスポジのようなのだ。
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このチンコ、誰のチンコ?
タナベ君が眠りについても、チンコをめぐったテリトリー争いは、終わらないのでありました…。
「ほんっとーにふかみんは良く寝るよねぇ…」
呆れたようにタナベ君が呟く。
今日はお昼過ぎまで眠っていて、起きてトイレに行って……また眠ってしまった。
忙しい時はほとんど徹夜でオッケーなんだけど、一旦役目が終わるとそれこそ屍のように眠り続ける。
手持ち無沙汰なタナベ君は、いつも私を起こそうと色々頑張っている。
「ねーねー。ふかみんのタピオカアンニン。全部飲んでもいいの?」
横を向いて眠っている私を目の前にタピオカアンニンを置いて、ストローを無理矢理口に突っ込もうとする。
「………(怒)ZZZ」
遠くの方で声が聞こえるが、体は動かせない。
と言うか、いつもは煩悩の塊のような私なのだが、眠っている時はそれこそ仏のよーに、食にも色にも興味がなくなる。
昨日もタンタカを一本飲んだら、気分が良くなってコテっと眠ってしまった。
気がつくと3時間経過。時計の針は夜中の3時を刺しており、タナベ君はウトウトしながら寝る支度をしている。
珍しくパチっと爽快に目覚めちゃったもんだから、私のテンションはすごぶる高い。
「ねーねー、DVD観よーよ! 遊ぼうよ!!」
布団に包まるタナベ君を、子供が『遊園地連れてって!』と言うような熱心さで、揺すり倒す。
「……ふかみんはずっと寝てたけど、俺はもー眠いの」
「なんだよー、ケチ! 観ようよ! じゃーオハナシしようよ」
私がグイグイ揺すったせいか目が覚めてきたらしい。逃げるようにトイレ&台所に旅立ち、シチューを片手に戻ってきた。
「ふかみん。何だか目が覚めたよ……ってアンタもう寝てんじゃん………」
タナベ君の絶句した声が遠くで聞こえる。(タナベ君はこの後、明け方まで眠れなかったそうな…)。
この後、スープを無理矢理飲まされそうになっても、ずっと楽しみにしていた抹茶のバームクーヘンを食べられてもピクリとも起きませんでした。
寝る子は育つって事で。
許してね、タナベ君。
呆れたようにタナベ君が呟く。
今日はお昼過ぎまで眠っていて、起きてトイレに行って……また眠ってしまった。
忙しい時はほとんど徹夜でオッケーなんだけど、一旦役目が終わるとそれこそ屍のように眠り続ける。
手持ち無沙汰なタナベ君は、いつも私を起こそうと色々頑張っている。
「ねーねー。ふかみんのタピオカアンニン。全部飲んでもいいの?」
横を向いて眠っている私を目の前にタピオカアンニンを置いて、ストローを無理矢理口に突っ込もうとする。
「………(怒)ZZZ」
遠くの方で声が聞こえるが、体は動かせない。
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気がつくと3時間経過。時計の針は夜中の3時を刺しており、タナベ君はウトウトしながら寝る支度をしている。
珍しくパチっと爽快に目覚めちゃったもんだから、私のテンションはすごぶる高い。
「ねーねー、DVD観よーよ! 遊ぼうよ!!」
布団に包まるタナベ君を、子供が『遊園地連れてって!』と言うような熱心さで、揺すり倒す。
「……ふかみんはずっと寝てたけど、俺はもー眠いの」
「なんだよー、ケチ! 観ようよ! じゃーオハナシしようよ」
私がグイグイ揺すったせいか目が覚めてきたらしい。逃げるようにトイレ&台所に旅立ち、シチューを片手に戻ってきた。
「ふかみん。何だか目が覚めたよ……ってアンタもう寝てんじゃん………」
タナベ君の絶句した声が遠くで聞こえる。(タナベ君はこの後、明け方まで眠れなかったそうな…)。
この後、スープを無理矢理飲まされそうになっても、ずっと楽しみにしていた抹茶のバームクーヘンを食べられてもピクリとも起きませんでした。
寝る子は育つって事で。
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人生初の告白ターイム!
2005年1月31日 恋愛
結婚おめでとう。
別れた時、もし3年経ってまだ好きだったら。
そん時は私から告白しようって自分に言い聞かせて別れました。
もうすぐ3年。もうその機会すらないんだから相変わらずトロイわねぇ。
この先私が好きな人と結婚しても…まぁ一生独身でも。
子供ができてもおばあちゃんになっても。
私にとってU君は特別大切な人です。
7/31は私が生きてる限りこっそりおめでとうって言っちゃうと思う。
ほとんど会ってないのにおかしな話だと思うかも知れないけど(でも気付いてたかな?)ずっとずっと凄く好きだったの。
この先「あの時言えなかった」って後悔するのが嫌だから言っちゃったよ! 人生初の告白でした!
ずっと一緒にいられなくてもいいから。
もしまた生まれ変わったら彼女にしてね。
ではでは。結婚おめでとう。幸せになってください。
これが私の人生初の告白でございました。
しかもついこの間…。(爆)。
ちょっと前にも書いたモト彼に最後に出したメールです。
「もうあんなにカッチリ振られといてプライドないの!?」
とか言われたもしたんですが、ないです、プライド。
と言うか欲しい物を欲しいって言えない方がよっぽど嫌!
後悔はしないでするより、した事にたいして狡獪する方が何万倍もいいと思ったから。
彼から返事は来ませんが、私的にはサッパリした気持ちになりました。
やっぱり言って良かった。
きっと言わなかったらあと数年悶々しちゃっただろうからなー。
現在ド修羅場中なので、気合い入れてそっち頑張ります。(じゃないと終わらないからね★)
最近重い内容が多いっすね。ちょっとそろそろ明るめに行くんで、、宜しくお願いしますっ!
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遠回しなセックスアピール★
2005年1月19日 恋愛
「…ねぇ、あのボードのイラストは何の意味??」
2005年は前にもまして。『俺の体目当てなの?』と言われてしまう。(前までも言われてたけどさっ)。
世の中の女の子ってあんまり「えっちしたーい」「えっち!えっち!」って言わないのかな。
タナベ君に今更ながら『女の恥じらい』について語られてしまったので、露骨なセックスアピールはやめる事にしました。
で。思いついたのが、ホワイトボード。
すれ違いの多い生活な私たち。ちょっと前に一緒にハンズに行った時、タナベ君の家にお互いの伝言板として白いホワイトボードを買いました。
普段、幼稚な私の書く事と言えば。『冷蔵庫のデザートは私の。食べたら殺す』とか。『履歴にあった桜朱音ちゃんの乳を見ました。こんな感じ。すげー!イメトレしなきゃ(乳イラスト入る)』などと他愛もない事なんですが、どーも欲求不満になると、『ぞうさん』の絵を描きだします。
このぞうさん。日に日に成長し、リアルな姿となってきます。
冷蔵庫のボードを見るたびに、立派に成長していくぞうさんの姿に、とうとうタナベ君が無視しきれなくなったみたいでした。
「えへへ。ぞうさん…。遠回しなエッチのお誘いのつもりなんだけど」
「全然遠回しじゃないよ…」
これ以上リアルに描かれたら困るのか、この日タナベ君は覚悟を決めてくれたらしく、万年発情期の私にこってりご褒美をくれました♪
最初の頃はセフレみたいな感じったから、エッチばっかだったけど、本当に付き合うとエッチが減っちゃう。
ちょっとだけ昔が懐かしい今日この頃でした。
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風俗で働くオイラの夢
2005年1月5日 恋愛
ふぎゃー!
と悲鳴をあげてタナベ君が飛び起きた。
普段はスヤスヤと眠っているけれど、寝汗をかいていてびっくりした。
「どうしたの?」
「変な夢みた…。ふかみんが…ハンバーガーを食べてる夢…」
とタナベ君。
……。
全然変な夢じゃないじゃん!
もう一度聞いてみると、ポツポツと夢の内容を話し始めるタナベ君。
どーやら彼の夢で私が風俗で働いていたらしい。
その日にアダルトショップのローターなんかの話しを嬉々として話していたからかな。
(ローターは直に使うと痛いから服の上からのがいいと思う。私的にはね★とか言ったからかも…)。
お客を選べるのなら風俗で働きたいですけどね。
自前でナース、セーラー、メイド、チャイナ持ってるし…。
新年は生理でたいした秘め始めができませんでしたが、今年も宜しくお願い致します。
と悲鳴をあげてタナベ君が飛び起きた。
普段はスヤスヤと眠っているけれど、寝汗をかいていてびっくりした。
「どうしたの?」
「変な夢みた…。ふかみんが…ハンバーガーを食べてる夢…」
とタナベ君。
……。
全然変な夢じゃないじゃん!
もう一度聞いてみると、ポツポツと夢の内容を話し始めるタナベ君。
どーやら彼の夢で私が風俗で働いていたらしい。
その日にアダルトショップのローターなんかの話しを嬉々として話していたからかな。
(ローターは直に使うと痛いから服の上からのがいいと思う。私的にはね★とか言ったからかも…)。
お客を選べるのなら風俗で働きたいですけどね。
自前でナース、セーラー、メイド、チャイナ持ってるし…。
新年は生理でたいした秘め始めができませんでしたが、今年も宜しくお願い致します。
恐怖のバレンタイン地獄
2004年12月21日 恋愛
「この前買ったスピーカーをスタジオに持って行くから、タクシーに乗せるまで運ぶのを手伝ってほしいだけど」
「…明日はオールで朝まで飲みに行くんですが…何時出発なの?」
「朝の9時には家を出るつもり」
先日貧乏な彼タナベ君が15回ローンを組んで買ったというスピーカー。
「私物は見つかると怒られる」と言っていたのだが、とうとうスタジオに持って行くらしい。
バレンタインだし。
本当に困ってるみたいだし。
何より労力は私しかいないし……しょうがない。
私は小さくため息をつき、務めて明るい声でそれじゃーと言葉を続ける。
「始発で行きます。そっち」
「よろしくー」
ということで、5時すぎまで友達としこたま飲んだ後、始発でタナベ家へ向かう。
そっと部屋に滑り込み、ドアをあけて様子を伺うとすうすうと彼は寝ているようだった。
起こしちゃ悪いから、そっと横に転がろうと思うが、布団も毛布もない。
あからさまな悪意を感じタナベ君の毛布を引っ張ると、ものすごい力で阻止される。
どうやらタナベ君は起きていたらしい。
「不良が帰って「きた。不良だ!朝帰りだ!布団貸さない!」
どうやら朝まで飲んでいたのがお気に召さなかったらしい。ぶうぶうと文句をたれる。
「てんめー…。あんたが手伝えって言ったから、眠い中、わざわざ自宅に帰らんとこっちへ
来てやったたんじゃろが!」と叫びたくなるのをぐっとこらえ、どかっと相手に一発蹴り入れ、ほんの少し仮眠を取った。
「ふかみん。そろそろ起きて手伝ってください。遅刻しそうです」
寝起きがめちゃくちゃ悪い私は、玄関の外から叫ぶタナベ君の言葉にぶうと膨れながらしぶしぶ起き上がる。
『おいおいまだ8時ちょいじゃん! 早ぇ〜よ!』
と心の中でつぶやきながら、目の前にあるばかでかいダンボール箱に手をかけた。
ずしりという嫌な手ごたえ。
……すんんんごく重い。
そして恐ろしい事に、思っていたよりもダンボール自体の紙質はちゃちく、簡単に破けてしまいそうだ。
これは。
…冗談ではなく、本当に落としてしまうかも知れない。
嫌な汗が額を伝う。
「…タナベ君。これっていくらだっけ?」
さらに嫌な事に、この段ボールは大きすぎてちびな私では、両手がまわらず抱える事はできない。
もしも最悪落としてしまったら…と思って恐る恐る聞いてみる。
「15万」
ぎゃー…。
精密機械だし、、絶対に落とせない。
15万で15キロのスピーカー。
最近全くといいほど運動していない私は、二階の階段から下ろしただけで腕がブルブルと痙攣してきてしまった。しゃれにならない。
「落としそう…休憩していい?」
「いいよ。休憩しよう」
お許しが出て涙が出そうになる。
(この休憩は万が一にもスピーカーを落とされたら困るからであって、断じて私を気遣ってではないと断言できる)。
普通に歩いて10分弱。これを持ち上げ、休憩しながら行ったらどれだけかかるのだろう。
想像しただけでくらっと眩暈がした。
足で蹴飛ばしながら足で引きずったらだめだろうか。それがダメならお相撲さんになりきって「残った残った!」ってツッパリの要領で前へ押すとか。
かなりの名案! 心がそちらへ動き、提案してみようとタナベ君を盗み見る。
それはそれは大事そうにスピーカーを抱えている彼の姿を見て、冗談でもそんなことは言ってはならない事を悟った。
口にしたら最後、悲しい別れにつながるかも知れない。
それじゃあ。ちょっと先にあるローソンまで走って荷台をかっぱらって来ようか。。
これはかなり名案な気がした。おそるおそる聞いてみる。
「タナベ君。私がやるからさ。もしコンビニに台車があったら、盗んできていい?」
「…何ばかな事言ってんの」
名案もあえなくおじゃんになってしまった。
パジャマでへっぴり腰で自分より大きなダンボールを持っているのはおかしいらしく、大学生であろう若い人々の好奇な視線が突き刺さる。
ああ、、恥ずかしい。
せめて服に着替えて化粧くらいすればよかった。
だが後悔先にたたず。とにかくこのスピーカーをとっとと捨てなければ!そう決意した私の耳に、
「ここじゃだめかも。もっと先に行かないとタクシー拾えないかな」
というタナベの声が!
これ以上さらにこれを持って人の多いところへ行けと!?
ちくしょう、何のプレイだよ、それは!!
タナベ君の言葉に耳を疑った。
「大丈夫。私がタクシーぶん捕まえる!」
車道に踊り出て、何とか体を張ってタクシーをゲットした。
(タクシーのおっちゃんに怒られたけど)。
あんなに早く出たのに時間はぎりぎり。
「それじゃー。ひと休みしたら秋葉にお使いよろしくね!」
颯爽とタクシーに乗り込んだタナベ君と、大事な大事なスピーカー君たち。
ああ…君たちの仕事ぶりにおいら期待しているよ。
そしてスピーカー君。できればもう会いたくないよ。
一人残された私は力なく、見えなくなった車に手を振り続けるのだった。
後日談:その後世の中はバレンタインなのに、私はひとり秋葉原にあるマニアーなオーディオショップを探し歩き、たった一本の螺子を探す旅に出たのでありました…。
HPより。サイト改装のためこっちに移しました。 2004のネタです
「…明日はオールで朝まで飲みに行くんですが…何時出発なの?」
「朝の9時には家を出るつもり」
先日貧乏な彼タナベ君が15回ローンを組んで買ったというスピーカー。
「私物は見つかると怒られる」と言っていたのだが、とうとうスタジオに持って行くらしい。
バレンタインだし。
本当に困ってるみたいだし。
何より労力は私しかいないし……しょうがない。
私は小さくため息をつき、務めて明るい声でそれじゃーと言葉を続ける。
「始発で行きます。そっち」
「よろしくー」
ということで、5時すぎまで友達としこたま飲んだ後、始発でタナベ家へ向かう。
そっと部屋に滑り込み、ドアをあけて様子を伺うとすうすうと彼は寝ているようだった。
起こしちゃ悪いから、そっと横に転がろうと思うが、布団も毛布もない。
あからさまな悪意を感じタナベ君の毛布を引っ張ると、ものすごい力で阻止される。
どうやらタナベ君は起きていたらしい。
「不良が帰って「きた。不良だ!朝帰りだ!布団貸さない!」
どうやら朝まで飲んでいたのがお気に召さなかったらしい。ぶうぶうと文句をたれる。
「てんめー…。あんたが手伝えって言ったから、眠い中、わざわざ自宅に帰らんとこっちへ
来てやったたんじゃろが!」と叫びたくなるのをぐっとこらえ、どかっと相手に一発蹴り入れ、ほんの少し仮眠を取った。
「ふかみん。そろそろ起きて手伝ってください。遅刻しそうです」
寝起きがめちゃくちゃ悪い私は、玄関の外から叫ぶタナベ君の言葉にぶうと膨れながらしぶしぶ起き上がる。
『おいおいまだ8時ちょいじゃん! 早ぇ〜よ!』
と心の中でつぶやきながら、目の前にあるばかでかいダンボール箱に手をかけた。
ずしりという嫌な手ごたえ。
……すんんんごく重い。
そして恐ろしい事に、思っていたよりもダンボール自体の紙質はちゃちく、簡単に破けてしまいそうだ。
これは。
…冗談ではなく、本当に落としてしまうかも知れない。
嫌な汗が額を伝う。
「…タナベ君。これっていくらだっけ?」
さらに嫌な事に、この段ボールは大きすぎてちびな私では、両手がまわらず抱える事はできない。
もしも最悪落としてしまったら…と思って恐る恐る聞いてみる。
「15万」
ぎゃー…。
精密機械だし、、絶対に落とせない。
15万で15キロのスピーカー。
最近全くといいほど運動していない私は、二階の階段から下ろしただけで腕がブルブルと痙攣してきてしまった。しゃれにならない。
「落としそう…休憩していい?」
「いいよ。休憩しよう」
お許しが出て涙が出そうになる。
(この休憩は万が一にもスピーカーを落とされたら困るからであって、断じて私を気遣ってではないと断言できる)。
普通に歩いて10分弱。これを持ち上げ、休憩しながら行ったらどれだけかかるのだろう。
想像しただけでくらっと眩暈がした。
足で蹴飛ばしながら足で引きずったらだめだろうか。それがダメならお相撲さんになりきって「残った残った!」ってツッパリの要領で前へ押すとか。
かなりの名案! 心がそちらへ動き、提案してみようとタナベ君を盗み見る。
それはそれは大事そうにスピーカーを抱えている彼の姿を見て、冗談でもそんなことは言ってはならない事を悟った。
口にしたら最後、悲しい別れにつながるかも知れない。
それじゃあ。ちょっと先にあるローソンまで走って荷台をかっぱらって来ようか。。
これはかなり名案な気がした。おそるおそる聞いてみる。
「タナベ君。私がやるからさ。もしコンビニに台車があったら、盗んできていい?」
「…何ばかな事言ってんの」
名案もあえなくおじゃんになってしまった。
パジャマでへっぴり腰で自分より大きなダンボールを持っているのはおかしいらしく、大学生であろう若い人々の好奇な視線が突き刺さる。
ああ、、恥ずかしい。
せめて服に着替えて化粧くらいすればよかった。
だが後悔先にたたず。とにかくこのスピーカーをとっとと捨てなければ!そう決意した私の耳に、
「ここじゃだめかも。もっと先に行かないとタクシー拾えないかな」
というタナベの声が!
これ以上さらにこれを持って人の多いところへ行けと!?
ちくしょう、何のプレイだよ、それは!!
タナベ君の言葉に耳を疑った。
「大丈夫。私がタクシーぶん捕まえる!」
車道に踊り出て、何とか体を張ってタクシーをゲットした。
(タクシーのおっちゃんに怒られたけど)。
あんなに早く出たのに時間はぎりぎり。
「それじゃー。ひと休みしたら秋葉にお使いよろしくね!」
颯爽とタクシーに乗り込んだタナベ君と、大事な大事なスピーカー君たち。
ああ…君たちの仕事ぶりにおいら期待しているよ。
そしてスピーカー君。できればもう会いたくないよ。
一人残された私は力なく、見えなくなった車に手を振り続けるのだった。
後日談:その後世の中はバレンタインなのに、私はひとり秋葉原にあるマニアーなオーディオショップを探し歩き、たった一本の螺子を探す旅に出たのでありました…。
HPより。サイト改装のためこっちに移しました。 2004のネタです
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久々にタナベ宅に行った時の事。
嵐が吹き荒れたごとくのゴチャゴチャっぷりを予測していたんだけど、拍子抜けするくらい綺麗だった。
……タナベ君はここ数日スタジオにほぼ監禁されていて、私が片付けて以来、帰ってこれなかったみたいだ。
ただ机の上には相変わらずごみの山。
机の隣にゴミ箱があるんだから、捨てろって言ってるのに。
ため息をついてから、机の上のゴミをがしがし回収してまわっていると、「ぼ…ぼくおにぎり好きなんだな」って台詞で有名な、裸の大将が食べそうなくらい大きなオイギリ大のテッシュの山があった。
鼻をチーンしたテッシュとはあきらかに違う存在感……。
……。
………。
……………抜いたのか。
遊びに来る日を間違えたかなぁと思ってガッカリしましたが、やっぱり致しませんでした。
「おかえりなさーい。ねぇねぇ机の上にあったテッシュ大きかったよ〜。オナニーしてたの?」
「……ばっかじゃないの?」←動揺している
「だってー。ゴミ箱に捨てない方が悪いんじゃん。今日はHなし?」
「はい」
「うえええん。…わかった。じゃあもう寝るよ、ばいばい」
おとなしく布団にもぐり込む私。
あー、タナベ君家じゃムラムラしても、オトナしく寝るしかできないじゃん。
彼氏いない時の禁欲もキツいけど、彼氏がいる時に禁欲すんのはもっとキッツイカモ…。
嵐が吹き荒れたごとくのゴチャゴチャっぷりを予測していたんだけど、拍子抜けするくらい綺麗だった。
……タナベ君はここ数日スタジオにほぼ監禁されていて、私が片付けて以来、帰ってこれなかったみたいだ。
ただ机の上には相変わらずごみの山。
机の隣にゴミ箱があるんだから、捨てろって言ってるのに。
ため息をついてから、机の上のゴミをがしがし回収してまわっていると、「ぼ…ぼくおにぎり好きなんだな」って台詞で有名な、裸の大将が食べそうなくらい大きなオイギリ大のテッシュの山があった。
鼻をチーンしたテッシュとはあきらかに違う存在感……。
……。
………。
……………抜いたのか。
遊びに来る日を間違えたかなぁと思ってガッカリしましたが、やっぱり致しませんでした。
「おかえりなさーい。ねぇねぇ机の上にあったテッシュ大きかったよ〜。オナニーしてたの?」
「……ばっかじゃないの?」←動揺している
「だってー。ゴミ箱に捨てない方が悪いんじゃん。今日はHなし?」
「はい」
「うえええん。…わかった。じゃあもう寝るよ、ばいばい」
おとなしく布団にもぐり込む私。
あー、タナベ君家じゃムラムラしても、オトナしく寝るしかできないじゃん。
彼氏いない時の禁欲もキツいけど、彼氏がいる時に禁欲すんのはもっとキッツイカモ…。
本能丸出しの私は盲導犬にはなれません…
2004年12月15日 恋愛「絶対イヤだ!」
「嫌だってって言っても観るっ!」
深夜のレンタルビデオ店で押し問答をする私とタナベ君(一応カレシ)。
私は今日『盲導犬クイール』を観る気満々だったのだが、タナベ君は「泣くから嫌だ」と断固拒否の姿勢を貫いているのだ。
「……。今日さ。トランクにいっぱいの洗濯物詰め込んで、20分近く雨の中歩いてコインランドリー行ったんだよ。シーツとか洗濯物が乾いていることへの感謝の気持ちを現わす気はないわけ?」
ドスの効いた静かな声でそう言うと、タナベ君を観念したようにうなだれた。
そしてクイール観賞会。パピーウオーカー(小犬の時の育ての親)との別れのシーンで、
「くーちゃん……」
と早くも涙声のタナベ君。
私的には、クイールに「クーちゃん」と勝手にニックネームをつけてしまっているタナベ君がおかしかったのだが、指でもさして、ヒャーヒャー笑ったひにゃーどんな制裁を受けるかわからない。我が家の平和のために、お酒と一緒に笑いを飲み込む。
……。
上映無事修了。
最後老衰でクイールが息を引き取る時、私達の号泣ったら凄かった。
まるで身内でも死んだかのようにオイオイ泣き崩れ、チーンチーンと鼻をかむ。
やっぱりお互い実家で犬を飼っているせいか、どーしても感情を移入しすぎちゃうんですな。
「は〜。良かった良かった。じゃーHする?」
目を真っ赤に腫らせたまま、タナベ君に向き直りそう言うと、タナベ君はまるで日本語が理解できない外国人のように、キョトンとして私を凝視する。
「は?」
「いや。だから心洗われる映画もみた事だし、Hしよーよ。げっ、もう4時もすぎてるし!急がなきゃ」
「……。いや心洗われる映画を見たからこそ無理ってもんだよ」
え? そうなんですか?
カルチャーショックを受ける私に、ため息をつくタナベ君。
「映画観た後にするならゴシカにしときゃー良かったじゃん。クーちゃんを観た後にどうして、そんな気分になるのか理解できない」
男って繊細なんだなー。
そしてちょっとだけクーちゃんを呪った私でした。
本日はタナベ君宅でこの日記を書いております。
タナベ君は今日も午前中から出勤。
昨日帰ってきたのが朝の4時近くで、それから一緒に夜ご飯(つーか朝食?)買いにコンビニへ行ったんだから、本当に時間がメチャクチャな私たちです。
今日は映画でも観ようかと思ったけど、こんな時間だから大人しく家政婦ごっこをしています。
洗濯、掃除。。やっとこさ終わりました。
そしてネットで遊んでいたら、IEの調子が悪い…。
ってな事で、普段は使わないサファリの方でネットしよーと思って久々に立ち上げたら…。。
‥‥‥‥‥。
家政婦は見た!
履歴にはいっぱいのエロ、エロ、エロ、エロ。それに、
2ちゃんねるに……オイオイ、出会い系ってなんだよ。
もー!!
最近はIEに履歴がないからおっかしーなぁと思ってたんだけど、こっちで見てたのね。。
今まで出しっぱなしだったのが、急に隠すからもっとヒドイものでも見てんのかと思ったら(スカトロや獣姦や幼児に目覚めて隠してたとか…)、そーでもないので一安心★
ずっと不思議に思っていたのでスッキリしました。
ひひひ、家政婦は見たわよ。
帰ったらどうやってイジってやろーか今からゆっくり考えます★
さて。家政婦ごっこ終了。
紅茶が切れたから、MARIAGEの紅茶を買いに行こうかな。
缶も絵本のアリスっぽい雰囲気で素敵なんだけど、とにかく香りが凄く良くて大好きなのです★
タナベ君は今日も午前中から出勤。
昨日帰ってきたのが朝の4時近くで、それから一緒に夜ご飯(つーか朝食?)買いにコンビニへ行ったんだから、本当に時間がメチャクチャな私たちです。
今日は映画でも観ようかと思ったけど、こんな時間だから大人しく家政婦ごっこをしています。
洗濯、掃除。。やっとこさ終わりました。
そしてネットで遊んでいたら、IEの調子が悪い…。
ってな事で、普段は使わないサファリの方でネットしよーと思って久々に立ち上げたら…。。
‥‥‥‥‥。
家政婦は見た!
履歴にはいっぱいのエロ、エロ、エロ、エロ。それに、
2ちゃんねるに……オイオイ、出会い系ってなんだよ。
もー!!
最近はIEに履歴がないからおっかしーなぁと思ってたんだけど、こっちで見てたのね。。
今まで出しっぱなしだったのが、急に隠すからもっとヒドイものでも見てんのかと思ったら(スカトロや獣姦や幼児に目覚めて隠してたとか…)、そーでもないので一安心★
ずっと不思議に思っていたのでスッキリしました。
ひひひ、家政婦は見たわよ。
帰ったらどうやってイジってやろーか今からゆっくり考えます★
さて。家政婦ごっこ終了。
紅茶が切れたから、MARIAGEの紅茶を買いに行こうかな。
缶も絵本のアリスっぽい雰囲気で素敵なんだけど、とにかく香りが凄く良くて大好きなのです★
おいおい、物騒なタイトルだなぁ…。
と思われるかと思いますが、御安心ください。
事実なので。(ニッコリ)。
彼氏と言うのはレコーディングエンジニアさんをしているタナベ君のこと。
タナベ君と私は、食べ物を巡ってそれはそれは凄まじい戦いを繰り広げているのでございます。
きっと前世はお互い貧乏な農民で、飢え死にした過去でもあるのかと言うほど、食べ物に対して見事な執着っぷり!!
やっぱり彼氏とは食べ物の趣味が合った方がいいなぁと
思ったんだけど、この人と付き合ったら、『好きな食べ物を盗られる!』って感じでカナリ緊迫した食卓は戦場と化しています。
「ちょっと!そっちの方が量が多いんじゃないの?」
「食べ過ぎじゃない?」
みたいなセコイ会話を本気でしている私達。
でも互いの皿の中身と、箸の行く先を獲物を狙うネコのような目でジッと追い続けているのでございます。
私:「ちょっと〜!!あたしの辻利の抹茶アイスは!?」
タナベ氏:「あー。溶けてたから捨てといた」
その言葉に絶叫して、胸ぐらにつかみかかる私。
私:「捨てたとかいって!胃袋に捨てたんでしょ!胃袋に入れたのね!吐け!吐け!」
ニヤっと笑うタナベ君に、さらにキレた私は、
私:「溶けてるわけないでしょ?勘弁してよ!!まだ三本しか食べてないのに!!!信じらんない!!!!」
と半狂乱になってしまう。
そんな私に『勝った』というような表情なタナベ君。
タナベ氏:「溶けてたんだもん。しょうがないじゃん」
私:(怒)
書いていて、本当に低レベルな会話だなぁと思ったんですが、
この時マジで私は殺意を覚えたんです。
この盗人、タナベ氏に。
おもむろに私は冷蔵庫をゆっくりと明け、ニッコリと微笑む。
冷蔵庫の中には、以前作っておいた温泉卵が大人しく陳列されている。
そうそう。素朴な疑問なんですが、温泉卵と生卵ってどっちが正味期限長いのかしら?
よくわからないけど、この温泉卵はそろそろ切れているだろーなぁと思ってみたりした。ここで試してみたいと思っちゃったりして★
それからこのプチトマト。
あまりのうれっぷりに、ブニブニしてる…。
そうだこれもサラダに混ぜてあげましょう。
…と言うわけで、正味期限の危ない卵とプチトマトは、我らが食卓へと並べられたわけです。
「いっただっきま〜すッ」
何も知らないタナベ君。
「あれ〜?フカミんの温泉卵は?」
「一個しかないから早いもんがち!」
そう言ってまっ先にお皿に手をのばすと、いじ汚いタナベ君は片方の手で私の手を押さえつけ(マジです!)我れ先にと温泉卵をひと飲みした。
そして満面の笑みで勝利の笑みを浮かべている。
クッ。
と下を向きここで笑いを堪える。
この姿が悔しそうにうつったのか、タナベ君はエラク御満悦。
サラダもバクバク平らげていく。
こうして本日の戦いは終了。
タナベ君は無事トイレに駆け込み、ウンウンと暫く出てきませんでした。
「あれ〜?大丈夫〜?」なんて言っている私は、腹を抱えて笑いたいのを必死にこらえていた。
タナベ君、食べ物の恨みはおそろしくってよ★
でもこの後、私は暫くオシッコを我慢するハメになりしょんぼりでした。
……うぬぬ。この勝負引き分けか!?
と思われるかと思いますが、御安心ください。
事実なので。(ニッコリ)。
彼氏と言うのはレコーディングエンジニアさんをしているタナベ君のこと。
タナベ君と私は、食べ物を巡ってそれはそれは凄まじい戦いを繰り広げているのでございます。
きっと前世はお互い貧乏な農民で、飢え死にした過去でもあるのかと言うほど、食べ物に対して見事な執着っぷり!!
やっぱり彼氏とは食べ物の趣味が合った方がいいなぁと
思ったんだけど、この人と付き合ったら、『好きな食べ物を盗られる!』って感じでカナリ緊迫した食卓は戦場と化しています。
「ちょっと!そっちの方が量が多いんじゃないの?」
「食べ過ぎじゃない?」
みたいなセコイ会話を本気でしている私達。
でも互いの皿の中身と、箸の行く先を獲物を狙うネコのような目でジッと追い続けているのでございます。
私:「ちょっと〜!!あたしの辻利の抹茶アイスは!?」
タナベ氏:「あー。溶けてたから捨てといた」
その言葉に絶叫して、胸ぐらにつかみかかる私。
私:「捨てたとかいって!胃袋に捨てたんでしょ!胃袋に入れたのね!吐け!吐け!」
ニヤっと笑うタナベ君に、さらにキレた私は、
私:「溶けてるわけないでしょ?勘弁してよ!!まだ三本しか食べてないのに!!!信じらんない!!!!」
と半狂乱になってしまう。
そんな私に『勝った』というような表情なタナベ君。
タナベ氏:「溶けてたんだもん。しょうがないじゃん」
私:(怒)
書いていて、本当に低レベルな会話だなぁと思ったんですが、
この時マジで私は殺意を覚えたんです。
この盗人、タナベ氏に。
おもむろに私は冷蔵庫をゆっくりと明け、ニッコリと微笑む。
冷蔵庫の中には、以前作っておいた温泉卵が大人しく陳列されている。
そうそう。素朴な疑問なんですが、温泉卵と生卵ってどっちが正味期限長いのかしら?
よくわからないけど、この温泉卵はそろそろ切れているだろーなぁと思ってみたりした。ここで試してみたいと思っちゃったりして★
それからこのプチトマト。
あまりのうれっぷりに、ブニブニしてる…。
そうだこれもサラダに混ぜてあげましょう。
…と言うわけで、正味期限の危ない卵とプチトマトは、我らが食卓へと並べられたわけです。
「いっただっきま〜すッ」
何も知らないタナベ君。
「あれ〜?フカミんの温泉卵は?」
「一個しかないから早いもんがち!」
そう言ってまっ先にお皿に手をのばすと、いじ汚いタナベ君は片方の手で私の手を押さえつけ(マジです!)我れ先にと温泉卵をひと飲みした。
そして満面の笑みで勝利の笑みを浮かべている。
クッ。
と下を向きここで笑いを堪える。
この姿が悔しそうにうつったのか、タナベ君はエラク御満悦。
サラダもバクバク平らげていく。
こうして本日の戦いは終了。
タナベ君は無事トイレに駆け込み、ウンウンと暫く出てきませんでした。
「あれ〜?大丈夫〜?」なんて言っている私は、腹を抱えて笑いたいのを必死にこらえていた。
タナベ君、食べ物の恨みはおそろしくってよ★
でもこの後、私は暫くオシッコを我慢するハメになりしょんぼりでした。
……うぬぬ。この勝負引き分けか!?
あんた、俺のカラダが目当てなの!?
2004年10月11日 恋愛「…まったく、あんたは俺のカラダが目当てな訳!?」
仕事が終わって朝6時くらいにクタクタになって帰宅したタナベ君を待ちかまえ、シテシテ攻撃をしたら、呆れたようにまた言われちゃいました。
これで『カラダが目当てなの!?』って台詞を吐かれたのって、付き合った男の人全員なんですけど…。
これって女としていかがなもんなんでしょうか!?
いちばん最初に付き合った人と旅行に行く!と言う事になった時、
「やっぱり旅行に行くならベタベタしたいし。絶対生理は避けなきゃ。つーか飲むかピルか」
って言った。するとお互い実家だった彼の言い分は、
「あのさ、せっかくの旅行って言うのはふたりでずっと一緒にいるのが大事な訳でしょ。するかしないはその次だよ」
「ばか!旅行行ってHできないなんて!!そんな旅行したくない!」
と言って思い切り呆れられました。(この人が初めてだったので、最初のHまでは怖くて一年かかったはずなのに、、オトナっておそろしい…)。
普段でもデートは常にビデオ持ってホテルが良かった私に、
当時の彼:たまには映画とか行こうよ…
私:うんうん。Hしてから行こう
って言って絶句されてたし。
…これって男女逆かね。
修羅場明けにタナベ君の家に行こうかなと電話した時のこと。
私:もしもし〜
タナベ君:なに…、、寝てたんだけど…
私:ごめんごめん。今日そっちに行こうと思ったんだけど、Hする元気ない?
タナベ君:……わからん。
私:じゃあいいや。また今度行くね。
がっちゃん。
って言うだけの電話をしたんですが。それを聞いていた同僚や先輩にめちゃくちゃ説教されました。(苦笑)
この会話を男女逆にして考えると、あたしが男だったらめちゃくちゃヒドい奴なのでは…。ぶるぶる。。
別に体が目当てな訳じゃないけど。Hがないのが一番困るかな〜と思ったりする微妙な乙女心なのでした。
仕事が終わって朝6時くらいにクタクタになって帰宅したタナベ君を待ちかまえ、シテシテ攻撃をしたら、呆れたようにまた言われちゃいました。
これで『カラダが目当てなの!?』って台詞を吐かれたのって、付き合った男の人全員なんですけど…。
これって女としていかがなもんなんでしょうか!?
いちばん最初に付き合った人と旅行に行く!と言う事になった時、
「やっぱり旅行に行くならベタベタしたいし。絶対生理は避けなきゃ。つーか飲むかピルか」
って言った。するとお互い実家だった彼の言い分は、
「あのさ、せっかくの旅行って言うのはふたりでずっと一緒にいるのが大事な訳でしょ。するかしないはその次だよ」
「ばか!旅行行ってHできないなんて!!そんな旅行したくない!」
と言って思い切り呆れられました。(この人が初めてだったので、最初のHまでは怖くて一年かかったはずなのに、、オトナっておそろしい…)。
普段でもデートは常にビデオ持ってホテルが良かった私に、
当時の彼:たまには映画とか行こうよ…
私:うんうん。Hしてから行こう
って言って絶句されてたし。
…これって男女逆かね。
修羅場明けにタナベ君の家に行こうかなと電話した時のこと。
私:もしもし〜
タナベ君:なに…、、寝てたんだけど…
私:ごめんごめん。今日そっちに行こうと思ったんだけど、Hする元気ない?
タナベ君:……わからん。
私:じゃあいいや。また今度行くね。
がっちゃん。
って言うだけの電話をしたんですが。それを聞いていた同僚や先輩にめちゃくちゃ説教されました。(苦笑)
この会話を男女逆にして考えると、あたしが男だったらめちゃくちゃヒドい奴なのでは…。ぶるぶる。。
別に体が目当てな訳じゃないけど。Hがないのが一番困るかな〜と思ったりする微妙な乙女心なのでした。
責任取れ〜!一生消えない!? 胸のキスマーク!
2004年10月3日 恋愛 右の乳房(小さいので房って言うとJAROに訴えられるか)にふたつ。
うっすらと残るキスマーク。初めはピンク色でほんのり赤かったんですが、今じゃ、もうこれ以上治らない打ち身(青アザ)の痕みたい…。
最近若い頃より格段に再生能力が落ちてるのが自分でもわかる。とにかく傷の治りが悪いのだ。
だけど、だけどこれってカナリシャレになんないんすけど!
どうしてくれんのよ!
この蚊め!!
そうなんです。
二つをつけたふてぇ野郎(メスだけど)は、プゥ〜ンと飛び回った蚊さんなんです。
この蚊に食われたやり場のない怒りは誰にぶつけりゃいいの!?
やはり蚊がいた家の主・タナベ君じゃろか。
彼ん家にいた蚊なんだもん! 奴に怒りをぶつけるしかない!
とにかく彼に当たってみようと帰りを待つワタクシでありました。
うっすらと残るキスマーク。初めはピンク色でほんのり赤かったんですが、今じゃ、もうこれ以上治らない打ち身(青アザ)の痕みたい…。
最近若い頃より格段に再生能力が落ちてるのが自分でもわかる。とにかく傷の治りが悪いのだ。
だけど、だけどこれってカナリシャレになんないんすけど!
どうしてくれんのよ!
この蚊め!!
そうなんです。
二つをつけたふてぇ野郎(メスだけど)は、プゥ〜ンと飛び回った蚊さんなんです。
この蚊に食われたやり場のない怒りは誰にぶつけりゃいいの!?
やはり蚊がいた家の主・タナベ君じゃろか。
彼ん家にいた蚊なんだもん! 奴に怒りをぶつけるしかない!
とにかく彼に当たってみようと帰りを待つワタクシでありました。
彼氏の家でコッソリと…
2004年9月21日 恋愛彼氏の家でコッソリしている事。結構ある。
例えば、この日記。
いくら彼が己の体験を赤裸裸に書いていらっしゃる、みうらじゅんフリークであろうとも、「消去しろ!」と怒られる事だろう。
(書いちゃダメ!と常々言われているので…。ごめんね、タナベ君)。
なのでこの日記を打ちながら全神経を尖らせている。
タナベ君はお仕事柄超不規則でいらっしゃるので、本当にいつ帰ってくるか見当がつかない。だから今もアパートの階段を上る彼の足音を聞き逃さないようにしているのだ。
日記の他に彼の家でコッソリしている事はなんだろう?
彼氏に見られたくない事は、風呂場で無駄毛の処理とか。お風呂場でパンツの洗濯とか、かかとを軽石でガシガシこすっている姿とか…。(たまにガラっと風呂を明けられて一緒に入ってこようとされると、パソコンのようにフリーズする)。
あと映画でちょっとエッチなシーンに彼が帰ってくるとアワアワと急いでテレビを消してそしらぬふりをしている。
男友達にメールをしているのも、メッセで話しているのも内容のにかかわらず見つかったらマズイよね。忘れっぽいので、見たら即履歴は消去しなくっちゃ。
彼的には、私が部屋を真っ暗にして稲川淳二のビデオを見ていた時に、
「ぎゃー!俺の家でコッソリやめて!霊が来るから!」
と怒られたけど。いいじゃんねぇ。
タナベ君の家には、まだ友達だった頃から(なーんてかわいく言ってもつきあう前にエッチはしちゃったんだが…)遊びに行っているのだが、昔はエロサイトの履歴がガンガンあったのに最近は奇麗に消されているところがちょっとさみしい。
彼女の居ぬ間にコッソリと…。
彼氏彼女の関係になると見えない部分もでてきますよね。
例えば、この日記。
いくら彼が己の体験を赤裸裸に書いていらっしゃる、みうらじゅんフリークであろうとも、「消去しろ!」と怒られる事だろう。
(書いちゃダメ!と常々言われているので…。ごめんね、タナベ君)。
なのでこの日記を打ちながら全神経を尖らせている。
タナベ君はお仕事柄超不規則でいらっしゃるので、本当にいつ帰ってくるか見当がつかない。だから今もアパートの階段を上る彼の足音を聞き逃さないようにしているのだ。
日記の他に彼の家でコッソリしている事はなんだろう?
彼氏に見られたくない事は、風呂場で無駄毛の処理とか。お風呂場でパンツの洗濯とか、かかとを軽石でガシガシこすっている姿とか…。(たまにガラっと風呂を明けられて一緒に入ってこようとされると、パソコンのようにフリーズする)。
あと映画でちょっとエッチなシーンに彼が帰ってくるとアワアワと急いでテレビを消してそしらぬふりをしている。
男友達にメールをしているのも、メッセで話しているのも内容のにかかわらず見つかったらマズイよね。忘れっぽいので、見たら即履歴は消去しなくっちゃ。
彼的には、私が部屋を真っ暗にして稲川淳二のビデオを見ていた時に、
「ぎゃー!俺の家でコッソリやめて!霊が来るから!」
と怒られたけど。いいじゃんねぇ。
タナベ君の家には、まだ友達だった頃から(なーんてかわいく言ってもつきあう前にエッチはしちゃったんだが…)遊びに行っているのだが、昔はエロサイトの履歴がガンガンあったのに最近は奇麗に消されているところがちょっとさみしい。
彼女の居ぬ間にコッソリと…。
彼氏彼女の関係になると見えない部分もでてきますよね。
破壊力絶大! かたくり粉爆弾!
2004年9月15日 恋愛 仕事で飲み会に参加できない彼氏のタナベ君を残し、タナベ君の会社の先輩達と、ヘベレケになるまで飲んだくれたお話は、先ほど個人のhpに書かせて頂いた。(気になる人はhP→日常の呟き→※魔法のお薬を参照してね★)
これは後日談。
更なる悲劇というか修羅場を生んだ『かたくり粉爆弾事件』のお話だ。
既に記憶を失い、私の中学時代からの友達に手を引かれ(覚えてないが…)、歩いて帰れる距離にある、タナベ君宅に向かった。
友人と別れた後は、
「私は自由じゃー!」
とハイテンションな私は野生の血が目覚め、靴を脱ぎ、裸足で家まで走り始めた。(酔うとたまにやるので、ここまではあまり驚かない)。
ちょっと歩いて酔いが冷めた事で、記憶はうろ覚えのレベルまで戻ったのだが、
「一人運動会の始まり〜」
と、全力疾走をしたりケンケンしたり(ウサギ飛びはもしかしたら、したのかも知れない。)
「なぜ泥酔してそんな事を!」と言うような事をしながら、タナベ氏宅まで辿りついた。
小道に入り、舗装されていない砂利道を少し入ると、通い慣れたタナベ氏のアパートになる。
モチロン裸足のままなので、石が足に刺さってチクチクしたが、そのままムキになって部屋まで辿りついた。
ガチャガチャと鍵を開け、まだ主の不在な家へ転がり込む。
ガシャンと言う何かが倒れる豪快な音。
一面の雪世界。
「うわー、雪だああ」
と私は楽しくなってしまって、突然部屋に舞い散った雪をきゅっきゅと踏み歩いた。
そしてそれに飽きると、夜中の3時頃だろうがお構いなしに、ジャカジャカとシャワーを浴び、素っ裸のまま、また一面に広がる雪景色に、破裂したようにケラケラと笑い転げ、
「雪だ〜。わーい、わーい」
と、更に床に散らばる雪を濡れたままの踏み荒らした。
そして暑いのでそのまま寝室に行き、………暗転。
………。
………。
………。
朝、ぐわんぐわんという物凄い頭痛と共に目が覚めると、素っ裸のままだった。(素っ裸も何度かあるが、人の家はまだない…)。
「うぎゃー!ここはどこだ?」
あたりを見渡すと、背中を向けて屍のように眠るタナベ君が横にいた。
ふぎゃー!! いつ帰ってきたんですか?
そして既に遅刻ギリギリの時間なんですけど!
全く覚えていない。つーか。私はタオルケットなんて掛けてたか? もしかして素っ裸な私にこれをかけてくれたのは、……タナベ君?
さーっと本当に血の気が引く。
二日酔いでヨタヨタと台所へ行くと、床がベタベタしている気がする。
ん? と首を傾げつつも、流し場を見ると、怒りにまかせて投げつけたような雑巾が数枚転がっていた…。
そして流し場に転がり中身を吐き出す醤油。
そして中身が空になっている片栗粉の入れ物。
ここで昨日の夜の出来事がおぼろげながら、蘇った。
雪遊び。
あれは片栗粉を撒き散らしたのですね…。
今までカナリ酔って色々やったが、人様の家でここまで迷惑をかけた事はない。
真っ青になった私は、弁解もできぬまま会社へ直行した。
そしてその日、知り合ってから初めて私にマジ切れしたタナベ君に「出ていけ」と取り付く島がないほど、きっぱり追い出され、別れるか別れないかのド修羅場へと発展していくのだった…。
明け方クタクタになって仕事から帰ってきて、玄関を開けたら真夏なのに片栗粉の雪景色。
疲れた体にムチ打って、ブチ切れながらもとにかくざっと雑巾がけをしたのだろう。
後日談では玄関を開けて「嘘でしょ?」と思ったそうだ。
そして裸の私を見て、何か事件でもあったと思ったらしい…。
荒れ果てた我が家。
裸のまま倒れて、ピクリとも動かない彼女。
そりゃ事件か何かだと思いますよね……。
どちからの心変わり。性格・性の不一致。生活時間のズレ。お金。将来へのビジョンの相違。
別れる理由はだいたいこんなもんかしらと思っていました。…今までは。
図々しくも、いっちょ前に世の中の健全な女性と一緒だろうと、思っていました。ごめんなさい…。
今日から酒乱で別れるという選択肢も付け加えておきます。
そして奇特にも許してくれた豪傑なタナベ君。
この事件は私たちの中でタブーですが、本当は聞きたい事が沢山あります。
「玄関は開けっ放しでしたか?」
「シャワーはちゃんと止めてありましたか?」
そして。
「素っ裸で上を向いて寝てたのでしょうか?」
私の知らない私の秘密。
どうかタナベ君が棺桶の中まで持って行ってくれますように…。
これは後日談。
更なる悲劇というか修羅場を生んだ『かたくり粉爆弾事件』のお話だ。
既に記憶を失い、私の中学時代からの友達に手を引かれ(覚えてないが…)、歩いて帰れる距離にある、タナベ君宅に向かった。
友人と別れた後は、
「私は自由じゃー!」
とハイテンションな私は野生の血が目覚め、靴を脱ぎ、裸足で家まで走り始めた。(酔うとたまにやるので、ここまではあまり驚かない)。
ちょっと歩いて酔いが冷めた事で、記憶はうろ覚えのレベルまで戻ったのだが、
「一人運動会の始まり〜」
と、全力疾走をしたりケンケンしたり(ウサギ飛びはもしかしたら、したのかも知れない。)
「なぜ泥酔してそんな事を!」と言うような事をしながら、タナベ氏宅まで辿りついた。
小道に入り、舗装されていない砂利道を少し入ると、通い慣れたタナベ氏のアパートになる。
モチロン裸足のままなので、石が足に刺さってチクチクしたが、そのままムキになって部屋まで辿りついた。
ガチャガチャと鍵を開け、まだ主の不在な家へ転がり込む。
ガシャンと言う何かが倒れる豪快な音。
一面の雪世界。
「うわー、雪だああ」
と私は楽しくなってしまって、突然部屋に舞い散った雪をきゅっきゅと踏み歩いた。
そしてそれに飽きると、夜中の3時頃だろうがお構いなしに、ジャカジャカとシャワーを浴び、素っ裸のまま、また一面に広がる雪景色に、破裂したようにケラケラと笑い転げ、
「雪だ〜。わーい、わーい」
と、更に床に散らばる雪を濡れたままの踏み荒らした。
そして暑いのでそのまま寝室に行き、………暗転。
………。
………。
………。
朝、ぐわんぐわんという物凄い頭痛と共に目が覚めると、素っ裸のままだった。(素っ裸も何度かあるが、人の家はまだない…)。
「うぎゃー!ここはどこだ?」
あたりを見渡すと、背中を向けて屍のように眠るタナベ君が横にいた。
ふぎゃー!! いつ帰ってきたんですか?
そして既に遅刻ギリギリの時間なんですけど!
全く覚えていない。つーか。私はタオルケットなんて掛けてたか? もしかして素っ裸な私にこれをかけてくれたのは、……タナベ君?
さーっと本当に血の気が引く。
二日酔いでヨタヨタと台所へ行くと、床がベタベタしている気がする。
ん? と首を傾げつつも、流し場を見ると、怒りにまかせて投げつけたような雑巾が数枚転がっていた…。
そして流し場に転がり中身を吐き出す醤油。
そして中身が空になっている片栗粉の入れ物。
ここで昨日の夜の出来事がおぼろげながら、蘇った。
雪遊び。
あれは片栗粉を撒き散らしたのですね…。
今までカナリ酔って色々やったが、人様の家でここまで迷惑をかけた事はない。
真っ青になった私は、弁解もできぬまま会社へ直行した。
そしてその日、知り合ってから初めて私にマジ切れしたタナベ君に「出ていけ」と取り付く島がないほど、きっぱり追い出され、別れるか別れないかのド修羅場へと発展していくのだった…。
明け方クタクタになって仕事から帰ってきて、玄関を開けたら真夏なのに片栗粉の雪景色。
疲れた体にムチ打って、ブチ切れながらもとにかくざっと雑巾がけをしたのだろう。
後日談では玄関を開けて「嘘でしょ?」と思ったそうだ。
そして裸の私を見て、何か事件でもあったと思ったらしい…。
荒れ果てた我が家。
裸のまま倒れて、ピクリとも動かない彼女。
そりゃ事件か何かだと思いますよね……。
どちからの心変わり。性格・性の不一致。生活時間のズレ。お金。将来へのビジョンの相違。
別れる理由はだいたいこんなもんかしらと思っていました。…今までは。
図々しくも、いっちょ前に世の中の健全な女性と一緒だろうと、思っていました。ごめんなさい…。
今日から酒乱で別れるという選択肢も付け加えておきます。
そして奇特にも許してくれた豪傑なタナベ君。
この事件は私たちの中でタブーですが、本当は聞きたい事が沢山あります。
「玄関は開けっ放しでしたか?」
「シャワーはちゃんと止めてありましたか?」
そして。
「素っ裸で上を向いて寝てたのでしょうか?」
私の知らない私の秘密。
どうかタナベ君が棺桶の中まで持って行ってくれますように…。
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