18歳。初デート★

2004年12月14日 お題
 18歳。ちょっと遅いけど、初めて好きな人とデートした年です。
 女子校に馴染みまくって 6年も生活していたもんだから、男の人が苦手だったんだけど(今じゃ考えられん)、その人は私の好きな本の登場人物と同じ名前だったのと、当時にしてはめずらしく『ラルクを知っていた(しかも好意的だった)』ので、とても気になる人でした。←この辺がオタクですね…。

 デートと言ってもクラスでの飲み会で、『女の子の隣にいる奴が、その子のご飯代おごってやれ〜』みたいな感じで、御馳走になったお礼に映画をオゴルって言う感じだったんだよね。
 デートと言うのに、全身黒づくめで「今日ライブ?」と言うような格好をした私は、めちゃくちゃヒドイ風邪を引いておりました。(可哀想な事に彼は育ちの良いふつうの男の子だったので、きっと待ち合わせ場所にいる私を見て、苦々しく思った事でしょう)。

 ひどい風邪のため、文字どおり這ってでも待ち合わせ場所に向かおうとする私を、必死で止める母を振り切っていざ待ち合わせ場所へ。
 朦朧とする意識の中で『スワロウテイル』を見て、家に帰って
家に帰って即病院へ…。
 この日最後の無理がたたったのか、気管支炎と診断。吸入器とお友達になりました。
 そしてデートの次の日からめでたく二週間ほど学校を休む事に。
 その後めでたく彼になったその人に、
「あん時はその後二週間近くも休むから後味悪かった。これってオレのせいか?って思ったよ。そんなに具合悪いなら来ないで欲しかった」
と言われました。そりゃそうだ。
 この時のデートで、未来の負け犬になる事を示唆するような私らしい出来事が早くも発揮する。
(負け犬→結婚していない独身女性の総称。ばーい酒井順子著:負け犬の遠ぼえ)
 ご飯のお礼だと言うのに映画代を払おうとする彼と、新宿駅で押し問答に。最後はお金をなげつけて、
「あんた。あたしの事ばかにしてんの?」
 って啖呵切って受け取らせましたからね。(よく彼女になれたもんだ)
 ありがとうって言えばいいのに、何を突っ張ってたんだかと、恥ずかしくなります。
 その人の事は一生好きだと思う。
 18歳だったけど、今の私に繋がるアホウなエピソードでございました。

 こちらの方はお題をくださった唾姫様に捧げます。
(こんな痒いの捧げんなって?)
 『18歳』めちゃくちゃ難しかったです!
 もう一個書いてたんですが、おばちゃんの人生論&追っかけ論ぽくなっちゃって。(笑)いろいろ悩む年頃だけど、そっから先はもっと面白い!! 私は今が一番楽しい★★ 18歳の時の楽しい欠片が、今の私に繋がっている、そんな感じです。

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