イキナリ挿入

2005年7月27日 日常
 心の準備ができていませんもん。
 いきなり挿入はマズイでしょ。

 いやいや、被害者はこちらですって。
 あたしゃそんな気ないのに、奴ら網張って待ってますからね。
 夜なんて特にヤバイですよ。
 夏の間はそれが恐くてのんびり道歩けませんわ。

 あたしはかなりのテクニシャンらしく、一日平均2〜3回くらい地上に仕掛けられている無数の穴に挿入してしまう。

 ハマるんですよ!
 マンホールの小さな穴にあたしの可愛いサンダルの踵がっ!

 先日帰宅途中、私のサンダルとすんごい相性がいい(もしくは名器)と出会ってしまった。

 シンデレラとガラスの靴かというくらいぴたりとはまった二人を引き離そうと、足に力を入れてみるが…取れない。

 うぬぬ。
 何度もハメときたが、こんな事始めてだ。

 らちがあかないので、サンダルを脱ぎ、しゃがみ込んでサンダルを引き上げた。

 …………。

 ぎゃ〜!
 何でこんなに力いっぱい引き上げてるのに取れないの!?

 幼稚園の頃のイモ掘り遠足や好きだった「大きなかぶ」の記憶が蘇る。
 あの時は楽しかった。

 が!

 ここは東京の駅前。獲物は靴。
 ギャラリーは東京砂漠の冷たいオトナたち。
 ちっとも楽しくないんですけど!

 真っ赤になりながら、サンダルを引っ張る姿は激しく笑いを誘うらしく、通りする見知らぬ人にクスクス笑われるわ、視線が痛いわで最悪でした。
 一瞬本気で靴捨てて帰ろうかっ思ったもん!
 もちろんお父さんは、マンホールとサンダルのそんな不純な交際認めませんので、何とか引き離しましたけどね。

 この場合。挿入してしまう私ら女が被害者。
 下手したらあっと言う間に傷もの&泣き寝入りですよ!(あたしのサンダルはちょみっとだけ傷物になった…)。

 女性の皆さん。
 オンナはいつも狙われています。お気をつけください。。

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