コーラス観てきました!
2005年5月6日 favorite
今日は「ニュー・シネマ・パラダイス」「コーリャ愛のプラハ」などジジイと子供(少年)モノが大好物なので、絶対に観ると決めていた作品。観て良かった〜っ!
子供。先生。歌。優しさと慈しみの心。
シンプルで凄く心温まる素敵な作品でした。
天使の歌声を持つ少年・モニカ君の歌声はどこまでも澄んでいて天に吸い込まれていく感じ。でも「ボーイソフラノ」って本当に一瞬のものだから…。少年時代の象徴のような気がして、彼の歌を聞いていると切なくなります。
必ず土曜日に迎えにくると信じてずっと門で待っている少年・ペピノ少年が小さくて凄く可愛い。この子、ジャック・ペランの息子さんだそうです。だからかなー。画面からペピノへの愛が滲み出てる滲み出てる。
あんまり気に入ったので、映画としてはめずらしくパンフレットと合唱団のCDまで衝動買いしちゃった…。
少年団の歌声を聞いていると、「パトラッシュ…僕もう眠いんだ…」って場面が浮かんできました(笑)
予告でやっていた『大いなる休暇』ってやつが凄く気になった。絶対良い映画だと確信しておりマス。あと気になったのが『村の写真集』。わかりやすいって? いいんだよ!(笑)
そうそう。昔ある小さな村で宝くじがあたったおっちゃんがいて、そいつが死んじゃって、村中でウソを付くって映画があったハズだったんだけど。。タイトルがどうしても思い出せない。。知ってる人がいたら教えてほしいくらいです…。
帰りに銀座アスターで焼きそばを食べました。
焼きそばはアスターか、横浜の玉屋の焼きそばがピカイチに美味しいと思う。
焼いたソバのしっかり火の通った部分はカリカリ、でもちゃんと柔らかい部分も存在して素晴らしい世界に私を連れてってくれるとです! 中国茶を飲むと口の中もサッパリだし。はー。極楽極楽。
子供。先生。歌。優しさと慈しみの心。
シンプルで凄く心温まる素敵な作品でした。
天使の歌声を持つ少年・モニカ君の歌声はどこまでも澄んでいて天に吸い込まれていく感じ。でも「ボーイソフラノ」って本当に一瞬のものだから…。少年時代の象徴のような気がして、彼の歌を聞いていると切なくなります。
必ず土曜日に迎えにくると信じてずっと門で待っている少年・ペピノ少年が小さくて凄く可愛い。この子、ジャック・ペランの息子さんだそうです。だからかなー。画面からペピノへの愛が滲み出てる滲み出てる。
あんまり気に入ったので、映画としてはめずらしくパンフレットと合唱団のCDまで衝動買いしちゃった…。
少年団の歌声を聞いていると、「パトラッシュ…僕もう眠いんだ…」って場面が浮かんできました(笑)
予告でやっていた『大いなる休暇』ってやつが凄く気になった。絶対良い映画だと確信しておりマス。あと気になったのが『村の写真集』。わかりやすいって? いいんだよ!(笑)
そうそう。昔ある小さな村で宝くじがあたったおっちゃんがいて、そいつが死んじゃって、村中でウソを付くって映画があったハズだったんだけど。。タイトルがどうしても思い出せない。。知ってる人がいたら教えてほしいくらいです…。
帰りに銀座アスターで焼きそばを食べました。
焼きそばはアスターか、横浜の玉屋の焼きそばがピカイチに美味しいと思う。
焼いたソバのしっかり火の通った部分はカリカリ、でもちゃんと柔らかい部分も存在して素晴らしい世界に私を連れてってくれるとです! 中国茶を飲むと口の中もサッパリだし。はー。極楽極楽。
有意義な休日★ これでオイラもLv1のダイバーぢゃ!
2005年5月5日 日常
いえーい! 取ったどー!
スキューバーダイビングのPADIオープン・ウオーターの資格をゲット!
これでどこの国でもインストラクターなしでダイビングできちゃうわん♪(初心者なのでそんな恐ろしい事は絶対に致しませんが…)。
勉強したくなくてダラダラしていたんですが、ようやく腹を括って今朝3時半頃から筆記テストの最後の追い込み勉強をし、一時間位仮眠を取ってからヨロヨロと総重量20キロを担いで海辺へ…。(ただでさえ体力ないので海に入るまでが一番迷惑かけまくりました。。うう、、体力つけなきゃ)。
今日はこの前と違って波も穏やかで本当に楽しかった! 小さい魚も群れで泳いでいるし。でっかいナマコは気持ち悪かったけど、サザエは美味しそう★
海草が生い茂っているジャングルを手で掻き分けながら進む時は、冒険野郎の気持ちでした。
そして何より自分の呼吸音しかしない無音空間なのが素敵です。
これで一歩、与那国の海底遺跡に近づいたよ!
でももっと慣れてからじゃないとダメなので、まずは沖縄出身の先輩・友人が口を揃えて「絶対行け!」と言うケラマに行きたい。
水がどこまでも透明で、砂浜が真っ白なんだって。いいなぁ。
ちょっと早く試験が終わったので、ぶらり鎌倉ひとり旅をして帰りました。
北鎌倉を散策していて思ったんだけど、ひとりでシミジミお寺を歩くのっていいですね。
めちゃくちゃ癒されました。何だか以前にも増して単独行動系ばかりにトキメイテいる自分が怖いと思う今日この頃でした…。
でもいいもん。楽しいから。←負け犬予備軍発言。
スキューバーダイビングのPADIオープン・ウオーターの資格をゲット!
これでどこの国でもインストラクターなしでダイビングできちゃうわん♪(初心者なのでそんな恐ろしい事は絶対に致しませんが…)。
勉強したくなくてダラダラしていたんですが、ようやく腹を括って今朝3時半頃から筆記テストの最後の追い込み勉強をし、一時間位仮眠を取ってからヨロヨロと総重量20キロを担いで海辺へ…。(ただでさえ体力ないので海に入るまでが一番迷惑かけまくりました。。うう、、体力つけなきゃ)。
今日はこの前と違って波も穏やかで本当に楽しかった! 小さい魚も群れで泳いでいるし。でっかいナマコは気持ち悪かったけど、サザエは美味しそう★
海草が生い茂っているジャングルを手で掻き分けながら進む時は、冒険野郎の気持ちでした。
そして何より自分の呼吸音しかしない無音空間なのが素敵です。
これで一歩、与那国の海底遺跡に近づいたよ!
でももっと慣れてからじゃないとダメなので、まずは沖縄出身の先輩・友人が口を揃えて「絶対行け!」と言うケラマに行きたい。
水がどこまでも透明で、砂浜が真っ白なんだって。いいなぁ。
ちょっと早く試験が終わったので、ぶらり鎌倉ひとり旅をして帰りました。
北鎌倉を散策していて思ったんだけど、ひとりでシミジミお寺を歩くのっていいですね。
めちゃくちゃ癒されました。何だか以前にも増して単独行動系ばかりにトキメイテいる自分が怖いと思う今日この頃でした…。
でもいいもん。楽しいから。←負け犬予備軍発言。
砂の上の植物群観て来ました!
2005年5月5日 favorite
今日は「KERA・MAP」の第3弾作品・「砂の上の植物群」を観てきた。
今回初の舞台挑戦となる常盤貴子の好演もさる事ながら、筒井道隆、渡辺いっけい、温水洋一などの個性派役者も見逃せない!
私的には今回・猫背椿を観るためにこのチケットを取ったんだけど、西尾まりまで出てて「こりゃー演技派が勢揃いだわ」とほくそ笑んだものだ。
猫背椿は「大人計画の人」で、今ライフカードのCMに出ている女の人。
今日は仕事で一緒に行けなかった彼氏に、「椿に『おねーちゃん!』って手を振ってこい!」って指令を受けていたので、そっと劇場で手を振ってみた。友達は爆笑していた。(椿ちゃんに性格も顔もそっくりだと彼は言う…)。彼氏くらいあたしに夢を見せてくれてもいいのではないかと思うのだが…。うーむ。
ストーリーは墜落した飛行機から奇跡的に生き残った男女が、外界から閉ざされた廃墟で生活を送るというシリアスな内容なんだけど、ふんだんに笑いの要素も詰まっていて、いつも劇場では笑い声が絶えない。
でも後半にるにつれて、少しずつみんなが壊れていって…。
同じおかしい事をしているのに、何だか悲しかったり痛々しかったりする。。3時間あるからできる技よね。とてもコミカルからシュールに変わっていく様が見事でした。
KERA・MAPの作品は長い物が多いけど、今回も3時間近く。これを一日に2回演じる役者さんって本当に凄い!
引き込まれる内容にあっという間の3時間でした。その後食べたご飯も最高! また行きたいなぁ。。
そうそう。シアターアプルにあったちらしの中に、スティーブンキングの「ミザリー」があった。しかもミザリー役はあの渡辺えり子。
あまりにもハマり役なんでかなり友達とウケてしまいました。うう…観たい。。
こうやってお金が貯まらないのね。。
今回初の舞台挑戦となる常盤貴子の好演もさる事ながら、筒井道隆、渡辺いっけい、温水洋一などの個性派役者も見逃せない!
私的には今回・猫背椿を観るためにこのチケットを取ったんだけど、西尾まりまで出てて「こりゃー演技派が勢揃いだわ」とほくそ笑んだものだ。
猫背椿は「大人計画の人」で、今ライフカードのCMに出ている女の人。
今日は仕事で一緒に行けなかった彼氏に、「椿に『おねーちゃん!』って手を振ってこい!」って指令を受けていたので、そっと劇場で手を振ってみた。友達は爆笑していた。(椿ちゃんに性格も顔もそっくりだと彼は言う…)。彼氏くらいあたしに夢を見せてくれてもいいのではないかと思うのだが…。うーむ。
ストーリーは墜落した飛行機から奇跡的に生き残った男女が、外界から閉ざされた廃墟で生活を送るというシリアスな内容なんだけど、ふんだんに笑いの要素も詰まっていて、いつも劇場では笑い声が絶えない。
でも後半にるにつれて、少しずつみんなが壊れていって…。
同じおかしい事をしているのに、何だか悲しかったり痛々しかったりする。。3時間あるからできる技よね。とてもコミカルからシュールに変わっていく様が見事でした。
KERA・MAPの作品は長い物が多いけど、今回も3時間近く。これを一日に2回演じる役者さんって本当に凄い!
引き込まれる内容にあっという間の3時間でした。その後食べたご飯も最高! また行きたいなぁ。。
そうそう。シアターアプルにあったちらしの中に、スティーブンキングの「ミザリー」があった。しかもミザリー役はあの渡辺えり子。
あまりにもハマり役なんでかなり友達とウケてしまいました。うう…観たい。。
こうやってお金が貯まらないのね。。
先日友人4名と築地の寿司屋へ行った時の事。
メンツはまた「チャットのオフ会ですかぁ〜?」と言われてしまうような学生時代の友人の会社の人たち。男4名。
「寿司! 寿司!」と足取りも軽く、夜の築地へと繰り出した。
目指すは「寿司ざんまい」というお寿司屋さん。
はやる気持ちを押させつつ、通い慣れたその場所へ。
ウキウキと一心不乱に足を進めていくみんなの姿を後ろから眺め、私は「あー、平安時代の通い婚のようじゃのぅ」とシミジミと思ってしまった。
お目当ての「寿司ざんまい」は大人気らしく、前には5組くらいが外で並んでいる。(中にも待っている人がいる!)。
集合した時間が夜の9時頃だったので、みんなとっても腹ペコ。そわそわしていると、目の前に新しくオープンした寿司屋さんが「いらっしゃい!すぐ入れま〜す」と呼び込みをしていた。
「いやー。本当に目の前じゃん。えぐい事するねぇ」
と私が言うと、
「でも。新しい方はすぐ入れそうだよ。値段も同じくらいだし…どうする?」
などとコソコソ相談を始める。
「空いてるんだからさ。こっちにすりゃーいいんじゃない? なんで寿司ざんまいにこだわるのさ」
と一人の方が言うと、今回の主催者(と言うかいつも寿司ざんまいに通われている方)は、
「だって…。初めて来た時から、ずっとすしざんまいに通ってるんだもん…。他のお店に行くのは抵抗ある…」
などと言うではないか! その言葉にうんうんなどと頷き合っているみんなを見て、私はとてもおかしくなった。
「今の会話って本妻さんに操を立てるか、浮気するか揺れ動く男心って感じだねぇ」
と言うと、みんなもちょっと笑っていた。
結局、浮気相手のお店には「タコの吸盤唐揚げがない!」と知った私達は、本妻さん宅へ並ぶ事を決意。
でも丁度私達の前で売り切れちゃったんだけどね。タコの唐揚げがなくっても本妻宅に行ったのか、ちょっとだけ興味があった私でした。
お寿司は口の中でとろけて最高にうまかったです!(炙りトロ最高!)
また行きましょう〜★
メンツはまた「チャットのオフ会ですかぁ〜?」と言われてしまうような学生時代の友人の会社の人たち。男4名。
「寿司! 寿司!」と足取りも軽く、夜の築地へと繰り出した。
目指すは「寿司ざんまい」というお寿司屋さん。
はやる気持ちを押させつつ、通い慣れたその場所へ。
ウキウキと一心不乱に足を進めていくみんなの姿を後ろから眺め、私は「あー、平安時代の通い婚のようじゃのぅ」とシミジミと思ってしまった。
お目当ての「寿司ざんまい」は大人気らしく、前には5組くらいが外で並んでいる。(中にも待っている人がいる!)。
集合した時間が夜の9時頃だったので、みんなとっても腹ペコ。そわそわしていると、目の前に新しくオープンした寿司屋さんが「いらっしゃい!すぐ入れま〜す」と呼び込みをしていた。
「いやー。本当に目の前じゃん。えぐい事するねぇ」
と私が言うと、
「でも。新しい方はすぐ入れそうだよ。値段も同じくらいだし…どうする?」
などとコソコソ相談を始める。
「空いてるんだからさ。こっちにすりゃーいいんじゃない? なんで寿司ざんまいにこだわるのさ」
と一人の方が言うと、今回の主催者(と言うかいつも寿司ざんまいに通われている方)は、
「だって…。初めて来た時から、ずっとすしざんまいに通ってるんだもん…。他のお店に行くのは抵抗ある…」
などと言うではないか! その言葉にうんうんなどと頷き合っているみんなを見て、私はとてもおかしくなった。
「今の会話って本妻さんに操を立てるか、浮気するか揺れ動く男心って感じだねぇ」
と言うと、みんなもちょっと笑っていた。
結局、浮気相手のお店には「タコの吸盤唐揚げがない!」と知った私達は、本妻さん宅へ並ぶ事を決意。
でも丁度私達の前で売り切れちゃったんだけどね。タコの唐揚げがなくっても本妻宅に行ったのか、ちょっとだけ興味があった私でした。
お寿司は口の中でとろけて最高にうまかったです!(炙りトロ最高!)
また行きましょう〜★
初体験! ミラクルフルーツ
2005年5月2日 favorite
「ふかみんちゃん。ミラクルフルーツって知ってる?」
「ドラゴンフルーツの仲間ですか?」
母の知り合いのおばさまは私の回答にニンマリ微笑む。
「ふふふ、じゃあ是非ミラクルフルーツを食べてもらわなきゃ」
と言って、私達はおばさまの家の近くにある葉山のレストランへ向かった。
目の前に現れたのはテンコ盛りのフルーツ。
どれも瑞々しくて本当に美味しそうだ。
「これには食べ方があるの。まず最初にミラクルフルーツを食べる前にヨーグルトとか適当に食べてみて」
私は言われた通りに、ヨーグルトやレモンなんかを齧ってみる。
………。ぎゃー。めちゃくちゃ酸っぱいんですけど!
酸っぱい物選手権かぁ〜?と顔をしかめ、目の前の膨大なフルーツの山にぞっとする。
「どうだった」
「おそろしく酸っぱいです…」
「じゃあ、この実を食べてみて」
指差されたミラクルフルーツは、手のひらに乗るくらいのとても小さな赤い実。
下で皮を剥がし、砂時計が全部落ちるまでコロコロと舌で転がし続ける。
砂時計がやっと落ちたところで、ミラクルフルーツを吐き出した。
「じゃあ。もう一度レモンを食べてみて」
ヤケクソ気味でガブリとレモンに被りつく。
………と。
メッッッチャクチャ甘いんですけど!!!!!
「なんで? ええ!?」
私は驚きのあまり声を大にして叫び、大興奮。
ヨーグルトもまるで砂糖かけたみたいに甘いし、パイナップルも缶詰のパインみたい。
そしてプチトマトも甘い事甘い事。
これは一体どういう魔法なんじゃ。
「このミラクルフルーツは味覚をちょっと変えて酸っぱい物を甘く感じさせる効果があるそうよ」
へぇー。こんな実があるとは!
この実さえあれば、宴会芸としてレモンのイッキ食いができるなーとシミジミ思いつつ、デザートを完食致しました。
本当にオドロキ! 渋谷でもミラクルフルーツのお店ができた…と言う噂を聞いたので(本当がどうかは確認してないけど)、機会があれば是非お試しくださいませ。
※画像の赤い実がミラクルフルーツです。ちっちゃいのに凄い力の持ち主です!
「ドラゴンフルーツの仲間ですか?」
母の知り合いのおばさまは私の回答にニンマリ微笑む。
「ふふふ、じゃあ是非ミラクルフルーツを食べてもらわなきゃ」
と言って、私達はおばさまの家の近くにある葉山のレストランへ向かった。
目の前に現れたのはテンコ盛りのフルーツ。
どれも瑞々しくて本当に美味しそうだ。
「これには食べ方があるの。まず最初にミラクルフルーツを食べる前にヨーグルトとか適当に食べてみて」
私は言われた通りに、ヨーグルトやレモンなんかを齧ってみる。
………。ぎゃー。めちゃくちゃ酸っぱいんですけど!
酸っぱい物選手権かぁ〜?と顔をしかめ、目の前の膨大なフルーツの山にぞっとする。
「どうだった」
「おそろしく酸っぱいです…」
「じゃあ、この実を食べてみて」
指差されたミラクルフルーツは、手のひらに乗るくらいのとても小さな赤い実。
下で皮を剥がし、砂時計が全部落ちるまでコロコロと舌で転がし続ける。
砂時計がやっと落ちたところで、ミラクルフルーツを吐き出した。
「じゃあ。もう一度レモンを食べてみて」
ヤケクソ気味でガブリとレモンに被りつく。
………と。
メッッッチャクチャ甘いんですけど!!!!!
「なんで? ええ!?」
私は驚きのあまり声を大にして叫び、大興奮。
ヨーグルトもまるで砂糖かけたみたいに甘いし、パイナップルも缶詰のパインみたい。
そしてプチトマトも甘い事甘い事。
これは一体どういう魔法なんじゃ。
「このミラクルフルーツは味覚をちょっと変えて酸っぱい物を甘く感じさせる効果があるそうよ」
へぇー。こんな実があるとは!
この実さえあれば、宴会芸としてレモンのイッキ食いができるなーとシミジミ思いつつ、デザートを完食致しました。
本当にオドロキ! 渋谷でもミラクルフルーツのお店ができた…と言う噂を聞いたので(本当がどうかは確認してないけど)、機会があれば是非お試しくださいませ。
※画像の赤い実がミラクルフルーツです。ちっちゃいのに凄い力の持ち主です!
ピリピリとしつつ出張校正室で校正をしていると、無造作に置いた机の上でブルル…と携帯電話が震えだす。
振動を止めようとグッと握りしめ、そっと内容を確認すると、あたしはとっておきのチョコレートを口した時のような満面の笑顔で、小さく拳を作る。
『おっす、生きてる? 今日暇か〜? 久々に飲み行こうぜ』
ラッキー。
『飲む! 今日でちょうど一段落つくところなのよ! 飲むしかねー!』
女子高生顔負けの早さで(当然だ、こちとら一度は女子高生を経験してるんだから!)ボタンを叩くと、カポっと携帯を閉じてそしらぬ顔で仕事に戻る。
「飲み?」
感情が外部に垂れ流しの私は、エスパーじゃなくてもすぐにまわりに感情が察知される。
えへへと笑いながらコクンと頷くと、「やっぱりなー」とか「飲み過ぎて倒れるなよ〜」と同僚達にからかわれる。
約束したのは学生時代の友達。かれこれ10年来の知り合いになるだろうか。
うちの実家の弟と同じ誕生日のだったから、あたしは彼をオトウト君と呼び、彼もあたしをアネキと呼んでいた。
今夜の待ち合わせ場所は新宿。10年前と変わらず。
ウチらがずーっと待ち合わせに使っている新宿東口のTSUTAYAの前で手帳を広げて待っていると、何だか不思議な気持ちになった。
10年前の私も、一番乗りして手帳を広げて友達を待っていた。ビジュアル系バンドが大好きだったあたしがその頃使っていたのは、ゴルチェの手帳。真っ黒の革に、教会っぽいゴシック調のイラストが入っているものだ。(これは数年間愛用していた)。
今のあたしが使っているスケジュール帳は、黄色の一色に、切り抜いた空の色が覗いているシンプルなデザイン調の物。昔のあたしが持つ事はなかったような物だけど、ちょっと変わったこのデザインは、昔のあたしでもきっと好きになったんじゃないかなぁ…なんて思いつつオトウト君を待ってみた。
「ういっす」
と声をかけられ顔をあげると、かつて栄養失調のようにヒョロヒョロに痩せていた彼の身体には、グレイのスーツがかっちり似合っている。
あたしは何だか肉親のような気持ちで、「あんたも大人になったのねぇ…」と思わず目頭を押さえてしまいそうになってしまう。
土曜の7時。当たり前だが新宿は激しく混んでいた。
あたしのお気に入りの店はことごとくいっぱい…どうしたもんかねぇと思案する。
そうだ。一件心当たりがある。
そのお店はとても美味しい焼き鳥と日本酒と焼酎のあるこじんまりとしたお店。
私達が向かった時は、もうかなりいっぱいだったけど、奇跡的に席が開いていて、さらに奇跡的な事に仕切りのあるお部屋を確保できた。
「すみません。混雑が予想されますので、カウンターが開いたらカウンターに移って頂けますか? それから時間は2時間でお願いいしたいんですが」
「わかりました」
お店の人の言葉を快諾し、座席につく、
「それじゃー、とりあえずビールふたつ」
あたしの相変わらずの仕切り魔っぷりにオトウト君が笑い出す。
「アネキ。相変わらずだねぇ」
「そうよ。最近彼氏には磯野キリコに似てるって言われるよ。しかも、「顔はきりちゃんのが綺麗だけど」って失礼しちゃうよね。アンタ自分の彼女だろ! って言ってやるんだ」
「ははは。仲良くなってんじゃん」
「お陰様でね」
イッキにビールを飲み干すと、勢いよく喉を通過する苦味のある泡に、あたしはクハーっと満足げなため息をついた。
「で。どうよ。メールでは何かドラマがあったって言ってたじゃない」
「…うん」
ちょっと沈んだ声に、今日語られるドラマが悲しいラブストーリーなんだろうなぁと予感した。(そしてそれは実際悲しいお話だった)。
日頃とても無口なオトウト君は、お酒が入るとポツリポツリと言葉を紡ぎはじめる。
「……でもさ。あんな風にドキドキしたの久し振りだったよ」
そう締めくくったオトウト君が言った時には、あたしは号泣していた。オトウト君は、そんなあたしに最初ギョっとしていたけど、いつのまにかオトウト君までワンワンと泣き出してしまった。
あんまりにもお酒を飲んでしまって、どんな話だったか全然覚えてないけど、鼻水と涙でぐしゃぐしゃになりながらも、焼酎をお互いのグラスに注ぎノンストップで飲み続ける。
きっとあたしは酔ってなかったら言えなかったような恥ずかしい慰めの言葉をいっぱい言っただろうし、自分に対して猜疑心と劣等感の強いオトウト君は、素面だったらあたしの言葉なんて受け入れてくれなかったと思う。
けれど。
酒は偉大だ。
一杯、また一杯とグラスを空にしていくたびに、あたし達は研ぎすまされた純度の高い存在になっていく。
きっとその後あたしは、自分自身でさえ気付かないような不安をオトウト君に話しただろうし、オトウト君もあたしに色々な焦りや悲しみを話してくれたのだと思う。
そのひとつひとつに私達は頷きあい、喉を焼くようなアルコールで昇華させていったのかも知れない。
気がついた時は、もう涙も出ないほどワンワンと泣いた後で、台風が過ぎた後の青空のように私の心は晴れていた。
「まったく。泣いたのって何年ぶりだか思い出せないよ…」
そう言って照れたようにため息をつくオトウト君の顔もどこか晴れ晴れとしていた。
「いやー泣いてた時の記憶がないからねー。何しゃべったのか覚えとらん」
「俺も…。なんにも覚えてない。何であんなに泣いてたんだろうねぇ」
晴れ上がったブスな顔で、お互い苦笑しあう。
「そういえばお店の人。二時間って言ったのにこんな時間まで追い出さないでいてくれたね」
「そうだよ。あんまりワンワン泣いてるから、カウンターにする事もできずそっとしておいてくれたんだよ。こんど大将にお礼言っておかなきゃ…」
人様にかけまくった迷惑に、ギャーと赤面しつつも、他人の優しさが身に滲みた。
「終電も近いし。そろそろ帰りますか」
「んだね」
そう言って私達は、ふらふらと駅に向かって歩きだした。
次に会うのは来月か、はたまた数年後か…、いやこのまま縁が切れる可能性だってありえる。
神様の思し召しだから、その日が来るまで楽しみに待っておこう。
かつて10代のあたし達は、この新宿の雑踏を汚れたスニーカーでぞろぞろと歩いたものだ。
その時のあたしは、物凄く力強く大地を踏み締めて、ためらいは微塵もなく前だけ見て歩いていた。
全部がおそろしいほど楽しくて、その先もずっとずっと明るいところに続いていくって信じて疑わなかった。
いつのまにかスニーカーからヒールに履き替えてしまったあたしは、後ろに続く風景や、立ち止まる事の怖さや、歩き続けなければならい宿命とかそんな事一切考えて、踏み出す足がためらいがちになっている。
でも今、頼りなさげなフワフワとした足取りでも自分の足で地面を踏み締めながら、なんとなく世の中捨てたもんじゃないなと思った。
そして。オトウト君もそう思ってくれたらいいな。
あたしにとって大切な人全てが幸せになりますように。恥ずかし気もなくそんな事を空に祈ってしまった一日でございました。
振動を止めようとグッと握りしめ、そっと内容を確認すると、あたしはとっておきのチョコレートを口した時のような満面の笑顔で、小さく拳を作る。
『おっす、生きてる? 今日暇か〜? 久々に飲み行こうぜ』
ラッキー。
『飲む! 今日でちょうど一段落つくところなのよ! 飲むしかねー!』
女子高生顔負けの早さで(当然だ、こちとら一度は女子高生を経験してるんだから!)ボタンを叩くと、カポっと携帯を閉じてそしらぬ顔で仕事に戻る。
「飲み?」
感情が外部に垂れ流しの私は、エスパーじゃなくてもすぐにまわりに感情が察知される。
えへへと笑いながらコクンと頷くと、「やっぱりなー」とか「飲み過ぎて倒れるなよ〜」と同僚達にからかわれる。
約束したのは学生時代の友達。かれこれ10年来の知り合いになるだろうか。
うちの実家の弟と同じ誕生日のだったから、あたしは彼をオトウト君と呼び、彼もあたしをアネキと呼んでいた。
今夜の待ち合わせ場所は新宿。10年前と変わらず。
ウチらがずーっと待ち合わせに使っている新宿東口のTSUTAYAの前で手帳を広げて待っていると、何だか不思議な気持ちになった。
10年前の私も、一番乗りして手帳を広げて友達を待っていた。ビジュアル系バンドが大好きだったあたしがその頃使っていたのは、ゴルチェの手帳。真っ黒の革に、教会っぽいゴシック調のイラストが入っているものだ。(これは数年間愛用していた)。
今のあたしが使っているスケジュール帳は、黄色の一色に、切り抜いた空の色が覗いているシンプルなデザイン調の物。昔のあたしが持つ事はなかったような物だけど、ちょっと変わったこのデザインは、昔のあたしでもきっと好きになったんじゃないかなぁ…なんて思いつつオトウト君を待ってみた。
「ういっす」
と声をかけられ顔をあげると、かつて栄養失調のようにヒョロヒョロに痩せていた彼の身体には、グレイのスーツがかっちり似合っている。
あたしは何だか肉親のような気持ちで、「あんたも大人になったのねぇ…」と思わず目頭を押さえてしまいそうになってしまう。
土曜の7時。当たり前だが新宿は激しく混んでいた。
あたしのお気に入りの店はことごとくいっぱい…どうしたもんかねぇと思案する。
そうだ。一件心当たりがある。
そのお店はとても美味しい焼き鳥と日本酒と焼酎のあるこじんまりとしたお店。
私達が向かった時は、もうかなりいっぱいだったけど、奇跡的に席が開いていて、さらに奇跡的な事に仕切りのあるお部屋を確保できた。
「すみません。混雑が予想されますので、カウンターが開いたらカウンターに移って頂けますか? それから時間は2時間でお願いいしたいんですが」
「わかりました」
お店の人の言葉を快諾し、座席につく、
「それじゃー、とりあえずビールふたつ」
あたしの相変わらずの仕切り魔っぷりにオトウト君が笑い出す。
「アネキ。相変わらずだねぇ」
「そうよ。最近彼氏には磯野キリコに似てるって言われるよ。しかも、「顔はきりちゃんのが綺麗だけど」って失礼しちゃうよね。アンタ自分の彼女だろ! って言ってやるんだ」
「ははは。仲良くなってんじゃん」
「お陰様でね」
イッキにビールを飲み干すと、勢いよく喉を通過する苦味のある泡に、あたしはクハーっと満足げなため息をついた。
「で。どうよ。メールでは何かドラマがあったって言ってたじゃない」
「…うん」
ちょっと沈んだ声に、今日語られるドラマが悲しいラブストーリーなんだろうなぁと予感した。(そしてそれは実際悲しいお話だった)。
日頃とても無口なオトウト君は、お酒が入るとポツリポツリと言葉を紡ぎはじめる。
「……でもさ。あんな風にドキドキしたの久し振りだったよ」
そう締めくくったオトウト君が言った時には、あたしは号泣していた。オトウト君は、そんなあたしに最初ギョっとしていたけど、いつのまにかオトウト君までワンワンと泣き出してしまった。
あんまりにもお酒を飲んでしまって、どんな話だったか全然覚えてないけど、鼻水と涙でぐしゃぐしゃになりながらも、焼酎をお互いのグラスに注ぎノンストップで飲み続ける。
きっとあたしは酔ってなかったら言えなかったような恥ずかしい慰めの言葉をいっぱい言っただろうし、自分に対して猜疑心と劣等感の強いオトウト君は、素面だったらあたしの言葉なんて受け入れてくれなかったと思う。
けれど。
酒は偉大だ。
一杯、また一杯とグラスを空にしていくたびに、あたし達は研ぎすまされた純度の高い存在になっていく。
きっとその後あたしは、自分自身でさえ気付かないような不安をオトウト君に話しただろうし、オトウト君もあたしに色々な焦りや悲しみを話してくれたのだと思う。
そのひとつひとつに私達は頷きあい、喉を焼くようなアルコールで昇華させていったのかも知れない。
気がついた時は、もう涙も出ないほどワンワンと泣いた後で、台風が過ぎた後の青空のように私の心は晴れていた。
「まったく。泣いたのって何年ぶりだか思い出せないよ…」
そう言って照れたようにため息をつくオトウト君の顔もどこか晴れ晴れとしていた。
「いやー泣いてた時の記憶がないからねー。何しゃべったのか覚えとらん」
「俺も…。なんにも覚えてない。何であんなに泣いてたんだろうねぇ」
晴れ上がったブスな顔で、お互い苦笑しあう。
「そういえばお店の人。二時間って言ったのにこんな時間まで追い出さないでいてくれたね」
「そうだよ。あんまりワンワン泣いてるから、カウンターにする事もできずそっとしておいてくれたんだよ。こんど大将にお礼言っておかなきゃ…」
人様にかけまくった迷惑に、ギャーと赤面しつつも、他人の優しさが身に滲みた。
「終電も近いし。そろそろ帰りますか」
「んだね」
そう言って私達は、ふらふらと駅に向かって歩きだした。
次に会うのは来月か、はたまた数年後か…、いやこのまま縁が切れる可能性だってありえる。
神様の思し召しだから、その日が来るまで楽しみに待っておこう。
かつて10代のあたし達は、この新宿の雑踏を汚れたスニーカーでぞろぞろと歩いたものだ。
その時のあたしは、物凄く力強く大地を踏み締めて、ためらいは微塵もなく前だけ見て歩いていた。
全部がおそろしいほど楽しくて、その先もずっとずっと明るいところに続いていくって信じて疑わなかった。
いつのまにかスニーカーからヒールに履き替えてしまったあたしは、後ろに続く風景や、立ち止まる事の怖さや、歩き続けなければならい宿命とかそんな事一切考えて、踏み出す足がためらいがちになっている。
でも今、頼りなさげなフワフワとした足取りでも自分の足で地面を踏み締めながら、なんとなく世の中捨てたもんじゃないなと思った。
そして。オトウト君もそう思ってくれたらいいな。
あたしにとって大切な人全てが幸せになりますように。恥ずかし気もなくそんな事を空に祈ってしまった一日でございました。
束縛の快感!? 自由の不自由
2005年4月26日 日常
私は基本、ひとりで行動するのが苦ではない。
「カツ丼食いたい!」と思えばひとりでとんかつ屋に入るし、演劇も映画もライブも旅行も行きたければひとりで行ってしまう。
とにかくその瞬間の欲望を押さえる事の方が、私にとっては難しいのだ。
そうすると超豪華なとんかつ御膳を頼んでまわりにビビられたり、女ひとりで飲んだ後のラーメン屋に入り、ガンガンにんにく入れて「ねーちゃん威勢がいいねぇ」とか言われちゃうのである。
私は束縛されるのが嫌い! と思っていたんですが、昨日携帯の充電がカナリ早い段階で切れてしまった。
最近腕時計もしてないから、携帯が使えなくなると時間すらわからない!
『仕事関係の人から電話あったらどうしよう…』
『遊びのお誘い電話があったらどうしよう…』
『つーか今いったい何時なんじゃろう…』
電源の切れた携帯を弄びながら、オロオロと挙動不信になってしまう。
せっかく定時に上がれたっていうのに、時間も他人も気にしないで買い物に行く事もできず、その日はまっすぐ帰宅してしまった自分のへたれっぷりにションボリ。
自由の不自由を痛感した一日でございました。
「カツ丼食いたい!」と思えばひとりでとんかつ屋に入るし、演劇も映画もライブも旅行も行きたければひとりで行ってしまう。
とにかくその瞬間の欲望を押さえる事の方が、私にとっては難しいのだ。
そうすると超豪華なとんかつ御膳を頼んでまわりにビビられたり、女ひとりで飲んだ後のラーメン屋に入り、ガンガンにんにく入れて「ねーちゃん威勢がいいねぇ」とか言われちゃうのである。
私は束縛されるのが嫌い! と思っていたんですが、昨日携帯の充電がカナリ早い段階で切れてしまった。
最近腕時計もしてないから、携帯が使えなくなると時間すらわからない!
『仕事関係の人から電話あったらどうしよう…』
『遊びのお誘い電話があったらどうしよう…』
『つーか今いったい何時なんじゃろう…』
電源の切れた携帯を弄びながら、オロオロと挙動不信になってしまう。
せっかく定時に上がれたっていうのに、時間も他人も気にしないで買い物に行く事もできず、その日はまっすぐ帰宅してしまった自分のへたれっぷりにションボリ。
自由の不自由を痛感した一日でございました。
脱いじゃったアイドルのようなもの
2005年4月17日 日常
世の中の人にはご迷惑をおかけしているかも知れないが、私は基本スッピンで生息している。
化粧をするのは外部との打ち合わせか、お出かけの時くらい。
だから仕事が終わって化粧をすると、
「ふかみん。今日飲み会?」
と聞かれちゃうのである。
『絶対に化粧なしでは人前には出られない!』
とまわりからも言われるが、きっと私の心境は、もう脱いじゃったグラビアアイドルのようなもの。
「もういいもん。一度脱いじゃったから。一度も二度も変わらない〜」
って感じなんだと思う。
反対にバッチリ化粧して世の中に出ている乙女達は、「そんな事恥ずかしくて絶対にできない!」って思ってる訳だけど、何かの拍子に一線越えると、「もう…いいや」ってなっちゃうみたい。
職場に新しい女の子が入ってくると、コッソリいつ『乙女』から、『脱いじゃったグラビアアイドル』になるかな〜ってチェックしている。
最初はキッチリと化粧をし、お洒落な格好をしている乙女達は、締め切り直前の『修羅場』を向かえると、『アイドル』でいるか、『脱いじゃったアイドル』になるかの選択を迫られる。
「うう…。スカートはしわになるから…いつでも床に寝られる格好をしてもいいよね?」
「どーせずーーーとここ(会社)にいるんだもん‥。スッピンでいいよね?」
「ピップ……匂うけど………貼っていい……よね?」
悪魔の囁きに折れた乙女達は、晴れてうちらの仲間入り。
時には冷えピタシートを貼ったままフロアをウロウロしている乙女のなんと多い事か!
でも絶対にちゃんと化粧している子もいるけどね。
そういった子を見ていると本当に頭が下がります。
化粧をするのは外部との打ち合わせか、お出かけの時くらい。
だから仕事が終わって化粧をすると、
「ふかみん。今日飲み会?」
と聞かれちゃうのである。
『絶対に化粧なしでは人前には出られない!』
とまわりからも言われるが、きっと私の心境は、もう脱いじゃったグラビアアイドルのようなもの。
「もういいもん。一度脱いじゃったから。一度も二度も変わらない〜」
って感じなんだと思う。
反対にバッチリ化粧して世の中に出ている乙女達は、「そんな事恥ずかしくて絶対にできない!」って思ってる訳だけど、何かの拍子に一線越えると、「もう…いいや」ってなっちゃうみたい。
職場に新しい女の子が入ってくると、コッソリいつ『乙女』から、『脱いじゃったグラビアアイドル』になるかな〜ってチェックしている。
最初はキッチリと化粧をし、お洒落な格好をしている乙女達は、締め切り直前の『修羅場』を向かえると、『アイドル』でいるか、『脱いじゃったアイドル』になるかの選択を迫られる。
「うう…。スカートはしわになるから…いつでも床に寝られる格好をしてもいいよね?」
「どーせずーーーとここ(会社)にいるんだもん‥。スッピンでいいよね?」
「ピップ……匂うけど………貼っていい……よね?」
悪魔の囁きに折れた乙女達は、晴れてうちらの仲間入り。
時には冷えピタシートを貼ったままフロアをウロウロしている乙女のなんと多い事か!
でも絶対にちゃんと化粧している子もいるけどね。
そういった子を見ていると本当に頭が下がります。
ふかみん、時間をジャンプする
2005年4月13日 日常
びっくりした。
ふと視線を上げたらなぜ目の前が『上野』なんだ。
ぷしゅーっと無情にも電車のドアは閉まり、何事まなかったかのように加速する。
品川駅で本を開いてから、一瞬の跳躍。
時計が私の知らないところでグインとはや回しされたような、狐につままれたような…。
そう。プチ浦島太郎にでもなったような感覚に陥る。
私はたまにこのワープをやってしまう。
「21時。新宿集合」
とメールをもらい、休日出勤の後に新宿へ向かった私は、
「21時半には着く」
と返して本を読み出した。気がついたのは中野。
「ごめん。本に夢中で気がついたら今中野…。引き返す」
とメールを返してまた本に視線を戻す。
……。
「次はお茶の水〜」
と入った放送に青ざめ、ブルブル震えながら
「すみません…。戻りすぎてしまいました。新宿へ必ず行きます」
とメールをすると、
「今何時だと思ってるんだ! 新宿着くまで本を開くな!(怒)」
なーんて怒られた事も先日の出来事。
本以外にもお酒を沢山飲んで、気が着いたら石川町なんて事もあった。
電車の中以外でも、夜寝る前にさわりだけ読むつもりで本のページをめくり、気が着いたら朝起きる1時間前とかもあるけれど…。
全く外部の音とか時間とか全てを遮断して『本』の世界にドップリ浸かってのはカナリ気持ち良い。
20册読んで1册くらいなんで、そういった本に会うとラッキーって思う。
その分、現実の世界に戻ってきた時にカナリびっくりしちゃうだけどね。
あ、もうひとつ。
ワープする事がございました。それは現在……。
雑誌入稿直前はガーっとパソコンに向かって記事を作り、はっと顔を上げると時計の針が4回くらいまわって呆然としたりする。
「ちょっと…、さっき2時だったよね…。どうして8時過ぎてるのよ…」
同僚と泣きそうな顔で弱々しく笑いあう。(つーか笑うしかない…)。
浦島君も竜宮城から戻ってきた時、こんな感じなのかな〜と浦島君を身近に感じる私でした。
さて。太郎は仕事に戻ります…。くすん…。
ふと視線を上げたらなぜ目の前が『上野』なんだ。
ぷしゅーっと無情にも電車のドアは閉まり、何事まなかったかのように加速する。
品川駅で本を開いてから、一瞬の跳躍。
時計が私の知らないところでグインとはや回しされたような、狐につままれたような…。
そう。プチ浦島太郎にでもなったような感覚に陥る。
私はたまにこのワープをやってしまう。
「21時。新宿集合」
とメールをもらい、休日出勤の後に新宿へ向かった私は、
「21時半には着く」
と返して本を読み出した。気がついたのは中野。
「ごめん。本に夢中で気がついたら今中野…。引き返す」
とメールを返してまた本に視線を戻す。
……。
「次はお茶の水〜」
と入った放送に青ざめ、ブルブル震えながら
「すみません…。戻りすぎてしまいました。新宿へ必ず行きます」
とメールをすると、
「今何時だと思ってるんだ! 新宿着くまで本を開くな!(怒)」
なーんて怒られた事も先日の出来事。
本以外にもお酒を沢山飲んで、気が着いたら石川町なんて事もあった。
電車の中以外でも、夜寝る前にさわりだけ読むつもりで本のページをめくり、気が着いたら朝起きる1時間前とかもあるけれど…。
全く外部の音とか時間とか全てを遮断して『本』の世界にドップリ浸かってのはカナリ気持ち良い。
20册読んで1册くらいなんで、そういった本に会うとラッキーって思う。
その分、現実の世界に戻ってきた時にカナリびっくりしちゃうだけどね。
あ、もうひとつ。
ワープする事がございました。それは現在……。
雑誌入稿直前はガーっとパソコンに向かって記事を作り、はっと顔を上げると時計の針が4回くらいまわって呆然としたりする。
「ちょっと…、さっき2時だったよね…。どうして8時過ぎてるのよ…」
同僚と泣きそうな顔で弱々しく笑いあう。(つーか笑うしかない…)。
浦島君も竜宮城から戻ってきた時、こんな感じなのかな〜と浦島君を身近に感じる私でした。
さて。太郎は仕事に戻ります…。くすん…。
オトナになると桜も苦いのね…。
2005年4月8日 恋愛
満開の桜を見て、チクリと胸が痛む。
一生一緒に見たかったあの人も今頃奥様と桜を見てるのかなー。
そのうち子供なんかも連れて…。
毎年一緒に写真を撮っていた千鳥が淵の若い枝垂れ桜は、5年でずいぶん大きくなってた。あれから3年。
あの子も大きくなったのかな。
ちょっとだけ感傷的な気分になってしまった…。仕事をせねば。
うう…大人になると桜も苦いのね…。
一生一緒に見たかったあの人も今頃奥様と桜を見てるのかなー。
そのうち子供なんかも連れて…。
毎年一緒に写真を撮っていた千鳥が淵の若い枝垂れ桜は、5年でずいぶん大きくなってた。あれから3年。
あの子も大きくなったのかな。
ちょっとだけ感傷的な気分になってしまった…。仕事をせねば。
うう…大人になると桜も苦いのね…。
世田谷警察から葉書が来ました。
2005年4月7日 お酒★Paradise kiss もアニメ化するのね!!
2005年4月6日 favorite
進学校に通う紫は、ただ悪戯に過ぎていく毎日に疑問を持ちつつも淡々と生きていた。
そんな彼女が、服飾デザイナーを目指すヤザガクの専門学生ジョージたちに見いだされ、生活は一転。モデルへの道を目指すことに…。
とにかくジョージが恐ろしくプロ意識が高い人で、クールかつ情熱家でカッコ良いです!
恋愛&モデルとしても初心者の紫は、傷付きながらも戦い、生き方を模索していきます。
恋に将来の夢にレベルアップしていく紫が素敵です。
辛口でオトナ向けなんで、ラストが…って感想もあったけど、私はラストはこれがベストだと思います。
ジョージの紫への愛の示し方とか、ふたりの生き方とか…。
なんて純度の高い恋愛なんでしょう!
転んだり、本気の恋愛をした事のある大人の女性(精神的にね)ならば、わかってくれるはず。
完結している矢沢あいのマンガで一番好きです!
「ご近所物語」を読むとさらに面白いよ★(読む気がなくても、パラキスを読み終わったら、とご近所も知りたくなると思う…)。
◎余談◎
つーか今度フジテレビで始まる「ノイタミア」という企画をご存知でしょうか?
第一作は「ハチミツとクローバー」なんだけど、二作目はこの「Paradise Kiss」。
「ハチクロ」の直前スペシャルの感じでは、かなりクオリティーが高い。
オープニングがYUKI、エンディングがスネオヘアー。挿入歌がスピッツ、スガシカオだって。
HPも遊びに行ったんだけど、すっごく可愛い。一線のクリエーター集団を集めてアニメ作ってる感じがしました。
「Paradise Kiss」は逆にカッコ良い路線で攻めるのかな。(音楽系はNANAのCDでお願いしてる人とか使って)
両方とも死ぬほど好きな作品だから嬉しい。楽しみです。
そんな彼女が、服飾デザイナーを目指すヤザガクの専門学生ジョージたちに見いだされ、生活は一転。モデルへの道を目指すことに…。
とにかくジョージが恐ろしくプロ意識が高い人で、クールかつ情熱家でカッコ良いです!
恋愛&モデルとしても初心者の紫は、傷付きながらも戦い、生き方を模索していきます。
恋に将来の夢にレベルアップしていく紫が素敵です。
辛口でオトナ向けなんで、ラストが…って感想もあったけど、私はラストはこれがベストだと思います。
ジョージの紫への愛の示し方とか、ふたりの生き方とか…。
なんて純度の高い恋愛なんでしょう!
転んだり、本気の恋愛をした事のある大人の女性(精神的にね)ならば、わかってくれるはず。
完結している矢沢あいのマンガで一番好きです!
「ご近所物語」を読むとさらに面白いよ★(読む気がなくても、パラキスを読み終わったら、とご近所も知りたくなると思う…)。
◎余談◎
つーか今度フジテレビで始まる「ノイタミア」という企画をご存知でしょうか?
第一作は「ハチミツとクローバー」なんだけど、二作目はこの「Paradise Kiss」。
「ハチクロ」の直前スペシャルの感じでは、かなりクオリティーが高い。
オープニングがYUKI、エンディングがスネオヘアー。挿入歌がスピッツ、スガシカオだって。
HPも遊びに行ったんだけど、すっごく可愛い。一線のクリエーター集団を集めてアニメ作ってる感じがしました。
「Paradise Kiss」は逆にカッコ良い路線で攻めるのかな。(音楽系はNANAのCDでお願いしてる人とか使って)
両方とも死ぬほど好きな作品だから嬉しい。楽しみです。
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高校球児の円陣(GLAY)。レディースの円陣(X JAPAN)。
2005年4月1日 追っかけ魂
なんじゃそりゃ? とお思いでしょうか。
昔のビジュアル系って開演前に円陣組んで気合い入れしたんですよね。(笑)
気合い入れっていうのは、ファン数名(多い時は数十名)で肩を組んで円を描き、メンバーの名前を声がかれるほど呼ぶんですが…。ああ懐かしいなぁ。(これから叫ぶための発生練習というか、テンションをあげるというか…)。
久々に当時の友人と会う機会があり、思い出話しはヒートアップ。(いやー、昔のライブネームで呼ばれて照れた)。
「気合い入れって言ったらXだよねぇ。レディースノリだったよね。(笑)YOUTHQUAKEとZI:KILLとかもだっけ?」
「あー。LUNAもまだレディースノリが残ってた? 最後は違うかもだけど。。GLAYあたりから優しくなったのかね?」
「わかる! ラルクで円陣組んでる人って見た事なかったんだけど、初めてドーム行って見つけた時はドキドキしたよ。なんか高校球児が試合前に円陣組むみたいな感じ? いや〜カワイイなぁと思って」
みたいな話をひとしきりしてから皆無口になってしまいました。…ウチらおばちゃんじゃん!
最近は「裸になれよ」みたいなMCないんですかね。
暴れるためにビスチェを下に着用し、ガパっと脱いで汗だくになって大暴れしたんだけど…。もうそういったノリは昔のこと!? 今はもっとスマートなの!?
今だにビジュアルのライブ(ムックとか)行ってる子曰く、「昔の体育会系ノリではないねぇ…」と言われてびっくりしました。
はっ、昔のビジュアルって体育会系ノリだったか…。だからそっち系の部活入った事なかったのに、「ふかみん体育会系だねぇ」って言われたんだ…と初めて知りました。
最近腹の底から叫ぶ事がないんだけど、久々に円陣組んで気合いを入れるならやっぱりXでお願いしたいッス。
昔のビジュアル系って開演前に円陣組んで気合い入れしたんですよね。(笑)
気合い入れっていうのは、ファン数名(多い時は数十名)で肩を組んで円を描き、メンバーの名前を声がかれるほど呼ぶんですが…。ああ懐かしいなぁ。(これから叫ぶための発生練習というか、テンションをあげるというか…)。
久々に当時の友人と会う機会があり、思い出話しはヒートアップ。(いやー、昔のライブネームで呼ばれて照れた)。
「気合い入れって言ったらXだよねぇ。レディースノリだったよね。(笑)YOUTHQUAKEとZI:KILLとかもだっけ?」
「あー。LUNAもまだレディースノリが残ってた? 最後は違うかもだけど。。GLAYあたりから優しくなったのかね?」
「わかる! ラルクで円陣組んでる人って見た事なかったんだけど、初めてドーム行って見つけた時はドキドキしたよ。なんか高校球児が試合前に円陣組むみたいな感じ? いや〜カワイイなぁと思って」
みたいな話をひとしきりしてから皆無口になってしまいました。…ウチらおばちゃんじゃん!
最近は「裸になれよ」みたいなMCないんですかね。
暴れるためにビスチェを下に着用し、ガパっと脱いで汗だくになって大暴れしたんだけど…。もうそういったノリは昔のこと!? 今はもっとスマートなの!?
今だにビジュアルのライブ(ムックとか)行ってる子曰く、「昔の体育会系ノリではないねぇ…」と言われてびっくりしました。
はっ、昔のビジュアルって体育会系ノリだったか…。だからそっち系の部活入った事なかったのに、「ふかみん体育会系だねぇ」って言われたんだ…と初めて知りました。
最近腹の底から叫ぶ事がないんだけど、久々に円陣組んで気合いを入れるならやっぱりXでお願いしたいッス。
コレいいねっ! 大型コインランドリーデビュー★
2005年3月26日 日常
今日は会社に行かねばならぬのに、こんなところにおりまする。
こんなとこはどこかって…?
それは大型コインランドリー。
タナベ君宅の洗濯物は一向に減る事はなく、最近私の頭を悩ます種になっていた。
たまに私が行って洗濯しても、洗濯かごの上の部分がわずかに減るだけ。
次に行った時には元に戻っているんだから、イタチごっこだ。
もう裏技を使わない限り洗濯かごが空になることはない!
と決心し、仕事の逃避の大義名分に重い腰を上げたという次第だ、
家にある一番大きなショルダーバックと、一番大きなリュックサックに洗濯物をどかどかと詰め込みだした。
ついでに布団カバーや毛布、シーツをなんかもいっしょくたに詰め込んだら、バックはパンパンに膨れあがり、ジッパーがあがらない。
それでもかまうものか。えいや! と肩に担いで歩いて20分先にあるコインランドリーを目指し歩きだした。
比較的小柄なあたしが、家出少女(って年でもないか。旦那と喧嘩して荷物まとめて飛び出した人妻?)のように荷物を背負って歩く姿は、やはり奇怪らしい。
道ゆく人々がとても好奇な視線を投げかけてきてくれる。
よく人に好奇の視線で見られることがあるけれど、
「なによもー!」
と思い、お店のウインドウに映る自分を見ると……。
ぎゃー!!!
家出妻どころの騒ぎじゃないですよ!
大きな石を背負う奴隷のよう。。(あとでわかったんだけど、荷物は全部で21キロございました…)。
そりゃあたしでも何事かとジロジロ見てしまうわな。
結局30分近くかかりつつも、大型コインランドリーへ到着。
実は私、今日が大型コインランドリーデビュー★
よく行く美味しいお好み焼き屋さんの側に大型コインランドリーができているのを見つけて、存在は知っていたんだけど、中に入るの初めてだった。
かなり挙動不審でしたが、おそるおそるお店を覗く。
入り口に併設されているクリーニングのカウンターに思わずひるみ、外へ飛び出した。
(げ…。大型コインランドリーって自分で勝手に洗濯できるんじゃないの!? 話が違うじゃん! あの汚い毛布とか、Hしまくてやばげなシーツとか…。さすがのあたしでも人に托せない!)
オロオロし一瞬、チキンにも「か…帰ろうかな」と思うが、ここまで歩いてきた苦労を無駄にするのもシャクなので、えいっと中に入ってみた。
結果。
前にテレビで見た通り、やっぱり洗濯は自分で勝手に…。って感じで一安心。
よくわからないので、とりあえず目についた洗濯機に毛布やら洗濯物をどかどか詰め込む、、詰め込む、、入らない。。
続いて隣の洗濯機に洗濯物を詰め込む、詰め込む詰め込む、、、入らない。。
そしてさらに隣の洗濯機に洗濯物を詰め込んでジャージャー洗い始めた。
なんと! 洗剤は自動で入れてくれるという良心設計。
風呂屋の横のコインランドリーしか使った事がなかったあたしは、ほえーっと関心する。
三台すべて占領してしまった洗濯機(洗濯中は誰も利用者が来ないように祈りつつ)は、7キロ入って一回洗濯するのに300円。(30分ね)。
よくまわりを見てみると、乾燥機だと思っていた大きな物は、ドラム式の物で、12キロ、17キロとふたサイズある。(ちなみにお値段は12キロ600円、17キロ800円)。
こっちを使用すればよかったのね。。とちょっと反省。
あとは洗濯機君が頑張ってくれているので、のんびり大型コインランドリーをチェックした。
大型コインランドリーってスゴイね。
まず洗濯中に利用者が飽きないように雑誌や本が置いてあるの。
そして極めつけがコレ。
ネットに繋がったノートパソコンが置いてあるんですよ! もちろんタダ!
暇な間はこうやってネットサーフィンしつつ待てばいい訳。
今日の私みたいに、待っている間に読む本とか、洗剤とかなーんにもいらなかったんですよ。
洗濯機が無事使命を全うしてくれたので、今度は乾燥機に移動する。
さすがにこっちも業務用だけあってでっかい!
14キロサイズは100円で8分。
24キロサイズは100円で6分使用できる。
迷わず24キロサイズに全ての洗濯物を放り込み、300円突っ込んで待つこと30分。
毛布やシーツを含めた21キロの洗濯が終了しました!
お値段も全部で1400円。
また利用しようと心に決め、次はタナベ君も荷物運びに借り出そうと固く誓った私でありました。
こんなとこはどこかって…?
それは大型コインランドリー。
タナベ君宅の洗濯物は一向に減る事はなく、最近私の頭を悩ます種になっていた。
たまに私が行って洗濯しても、洗濯かごの上の部分がわずかに減るだけ。
次に行った時には元に戻っているんだから、イタチごっこだ。
もう裏技を使わない限り洗濯かごが空になることはない!
と決心し、仕事の逃避の大義名分に重い腰を上げたという次第だ、
家にある一番大きなショルダーバックと、一番大きなリュックサックに洗濯物をどかどかと詰め込みだした。
ついでに布団カバーや毛布、シーツをなんかもいっしょくたに詰め込んだら、バックはパンパンに膨れあがり、ジッパーがあがらない。
それでもかまうものか。えいや! と肩に担いで歩いて20分先にあるコインランドリーを目指し歩きだした。
比較的小柄なあたしが、家出少女(って年でもないか。旦那と喧嘩して荷物まとめて飛び出した人妻?)のように荷物を背負って歩く姿は、やはり奇怪らしい。
道ゆく人々がとても好奇な視線を投げかけてきてくれる。
よく人に好奇の視線で見られることがあるけれど、
「なによもー!」
と思い、お店のウインドウに映る自分を見ると……。
ぎゃー!!!
家出妻どころの騒ぎじゃないですよ!
大きな石を背負う奴隷のよう。。(あとでわかったんだけど、荷物は全部で21キロございました…)。
そりゃあたしでも何事かとジロジロ見てしまうわな。
結局30分近くかかりつつも、大型コインランドリーへ到着。
実は私、今日が大型コインランドリーデビュー★
よく行く美味しいお好み焼き屋さんの側に大型コインランドリーができているのを見つけて、存在は知っていたんだけど、中に入るの初めてだった。
かなり挙動不審でしたが、おそるおそるお店を覗く。
入り口に併設されているクリーニングのカウンターに思わずひるみ、外へ飛び出した。
(げ…。大型コインランドリーって自分で勝手に洗濯できるんじゃないの!? 話が違うじゃん! あの汚い毛布とか、Hしまくてやばげなシーツとか…。さすがのあたしでも人に托せない!)
オロオロし一瞬、チキンにも「か…帰ろうかな」と思うが、ここまで歩いてきた苦労を無駄にするのもシャクなので、えいっと中に入ってみた。
結果。
前にテレビで見た通り、やっぱり洗濯は自分で勝手に…。って感じで一安心。
よくわからないので、とりあえず目についた洗濯機に毛布やら洗濯物をどかどか詰め込む、、詰め込む、、入らない。。
続いて隣の洗濯機に洗濯物を詰め込む、詰め込む詰め込む、、、入らない。。
そしてさらに隣の洗濯機に洗濯物を詰め込んでジャージャー洗い始めた。
なんと! 洗剤は自動で入れてくれるという良心設計。
風呂屋の横のコインランドリーしか使った事がなかったあたしは、ほえーっと関心する。
三台すべて占領してしまった洗濯機(洗濯中は誰も利用者が来ないように祈りつつ)は、7キロ入って一回洗濯するのに300円。(30分ね)。
よくまわりを見てみると、乾燥機だと思っていた大きな物は、ドラム式の物で、12キロ、17キロとふたサイズある。(ちなみにお値段は12キロ600円、17キロ800円)。
こっちを使用すればよかったのね。。とちょっと反省。
あとは洗濯機君が頑張ってくれているので、のんびり大型コインランドリーをチェックした。
大型コインランドリーってスゴイね。
まず洗濯中に利用者が飽きないように雑誌や本が置いてあるの。
そして極めつけがコレ。
ネットに繋がったノートパソコンが置いてあるんですよ! もちろんタダ!
暇な間はこうやってネットサーフィンしつつ待てばいい訳。
今日の私みたいに、待っている間に読む本とか、洗剤とかなーんにもいらなかったんですよ。
洗濯機が無事使命を全うしてくれたので、今度は乾燥機に移動する。
さすがにこっちも業務用だけあってでっかい!
14キロサイズは100円で8分。
24キロサイズは100円で6分使用できる。
迷わず24キロサイズに全ての洗濯物を放り込み、300円突っ込んで待つこと30分。
毛布やシーツを含めた21キロの洗濯が終了しました!
お値段も全部で1400円。
また利用しようと心に決め、次はタナベ君も荷物運びに借り出そうと固く誓った私でありました。
一矢報いてやりました
2005年3月25日 日常
「あっ!」
バス停まで行くと、私は思わず声を上げてしまった。
バス停にはバスを待つ人がいるにも関わらず、バス停からほんのちょっとだけ頭を出したバスは、全く人を乗せる気がないらしい。
運転者は、今か今かと信号が青に変わるのを待っている。
「開けろ」とばかりに、じーっと熱い視線を送ってみるが、運転手も『目を合わせてなるものか!』と言う感じで、遠くを見つめる。
「さっき3台バスが行ったばかりだから、暫くは来ないわねぇ」
乗れずにバス停に居たおばさんは、ハアっと大きなため息をつき電工掲示板を眺めていた。
私もつられて掲示板を見ると、あと15分以上バスが来る気配はない。
頭の中に『遅刻』の文字が浮かび上がる。
昨日も電車の影響で大幅な足止めをくらったばかりだから、二日続けての遅刻はちょっとマズい。。
道路を見ると渋滞して、オウムの列みたいに車がずらーっと並んでいた。
私は、ばっとバックをしっかり肩にかけ直し、
「渋滞してるし。もしかしたら間に合うかも。私次の駅まで歩きます」
先にいたおばさんにそう挨拶して、小走りで次の停留所まで歩き出した。
渋滞していると思ったのは、ふたつ先の信号までだったらしく、すいすい動き出す車達に「ぎゃっ」と小さく悲鳴を上げる。
もうダメか…と半ば諦めかけたその時。
次の停留所にいる沢山の人たちの姿が見えた。(しかもありがたい事におじいちゃんおばあちゃん達!)
何とか無事間に合い、
「さっき乗せてもらえなかったんで走っちゃいました」
と運転手に笑顔で恨み言を言えました♪
その時の苦虫をつぶしたような運転手の顔は見物でしたよ!
へへーんだ。ざまーみろ!
バス停まで行くと、私は思わず声を上げてしまった。
バス停にはバスを待つ人がいるにも関わらず、バス停からほんのちょっとだけ頭を出したバスは、全く人を乗せる気がないらしい。
運転者は、今か今かと信号が青に変わるのを待っている。
「開けろ」とばかりに、じーっと熱い視線を送ってみるが、運転手も『目を合わせてなるものか!』と言う感じで、遠くを見つめる。
「さっき3台バスが行ったばかりだから、暫くは来ないわねぇ」
乗れずにバス停に居たおばさんは、ハアっと大きなため息をつき電工掲示板を眺めていた。
私もつられて掲示板を見ると、あと15分以上バスが来る気配はない。
頭の中に『遅刻』の文字が浮かび上がる。
昨日も電車の影響で大幅な足止めをくらったばかりだから、二日続けての遅刻はちょっとマズい。。
道路を見ると渋滞して、オウムの列みたいに車がずらーっと並んでいた。
私は、ばっとバックをしっかり肩にかけ直し、
「渋滞してるし。もしかしたら間に合うかも。私次の駅まで歩きます」
先にいたおばさんにそう挨拶して、小走りで次の停留所まで歩き出した。
渋滞していると思ったのは、ふたつ先の信号までだったらしく、すいすい動き出す車達に「ぎゃっ」と小さく悲鳴を上げる。
もうダメか…と半ば諦めかけたその時。
次の停留所にいる沢山の人たちの姿が見えた。(しかもありがたい事におじいちゃんおばあちゃん達!)
何とか無事間に合い、
「さっき乗せてもらえなかったんで走っちゃいました」
と運転手に笑顔で恨み言を言えました♪
その時の苦虫をつぶしたような運転手の顔は見物でしたよ!
へへーんだ。ざまーみろ!
職人のつけてくれたブックカバー
2005年3月19日 favorite
プロのお仕事って沢山あるけれど、本屋さんもプロの仕事だと思う。
ただ本屋さんはその中でも特に、プロとそうでない人の差が激しい。
プロかそうじゃないかわかるのはブックカバーのかけ方だ。
「カバーおかけしますか?」
「お願いします」
と言う会話の後、笑顔だった店員さんは、急に職人の顔になる。
そして仕立てのよい服を手にするような、丁寧さで本に合うサイズの紙を即座に選び、本を傷つけないようにすっと折り目をつけていく。
一番好きなカバーのかけ方は、一度本とカバーをずし、カバーにそのお店のカバーをかけてくれる方法だ。
これだと厚みのあるハードカバーの本でも、しっかりしていてはがれない。
店員さんの手から、のりをきかせたワイシャツのようなピシッと正装した本を手渡されると、本に対する愛着着のような物を感じて、何だかとても嬉しくなる。
職人にカバーしてもらった本を手に店を出る時、私背筋も自然と伸び、軽やかな足取りで店を出るのである。
ありがとう! 本屋さん! また来るよ!!
ただ本屋さんはその中でも特に、プロとそうでない人の差が激しい。
プロかそうじゃないかわかるのはブックカバーのかけ方だ。
「カバーおかけしますか?」
「お願いします」
と言う会話の後、笑顔だった店員さんは、急に職人の顔になる。
そして仕立てのよい服を手にするような、丁寧さで本に合うサイズの紙を即座に選び、本を傷つけないようにすっと折り目をつけていく。
一番好きなカバーのかけ方は、一度本とカバーをずし、カバーにそのお店のカバーをかけてくれる方法だ。
これだと厚みのあるハードカバーの本でも、しっかりしていてはがれない。
店員さんの手から、のりをきかせたワイシャツのようなピシッと正装した本を手渡されると、本に対する愛着着のような物を感じて、何だかとても嬉しくなる。
職人にカバーしてもらった本を手に店を出る時、私背筋も自然と伸び、軽やかな足取りで店を出るのである。
ありがとう! 本屋さん! また来るよ!!
ハチクロ最高! 青春の御本尊様おかえりなさーい!
2005年3月19日 読書
待ってました! 『ハチクロ』最新刊★
青春の御本尊様が悟りを見つけて帰ってきました!
うおおおおおお! おかえり! おかえり! 竹本君。
なんかハチクロって忘れかけてた、キューンとする甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれますな。
今回のお話も本当に良かったです。
これ以上書くとネタバレになっちゃうから…。
もぐもぐ…黙ってよう。。ううう…でも言いたいよぅ。わああああん。
気になる山田の恋は次の刊かな。(今本誌はずっとそうだしねぇ)。
山田の事は、すごく好きだから彼女には幸せになって欲しい。(頼むぞ野宮!)
個人的には、今回ハグちゃんと仲良くなる小学生の男の子(大好物メガネ)がいるんだけど、この子がオススメ。
いつか大きくなってハグちゃんを迎えにくるのはどうだ!? とみんなで妄想してました。(ナイト二人と保護者が戦うの!)
きっと美味しいメガネキャラに育ちそうなんだもん。ハフーン♪
同じ部署の同僚:「ねー。今日ハチクロ新刊出てたよ」
あたし:「きししし★ もう買っちゃった」
別部署の子「きゃー!ハチクロ買った!? ローマイヤー先輩素敵!!」
ってな話をしていて思ったんですが……。
私のいるフロアだけでいったい何人の人がハチクロを買ったのだろう。。
ちなみにウチの編集部は全員ゲットしてました♪
※注意 おこは会社で学校ではありません。部員は25〜33女子であります。
あたし:「自分探しとかさ。竹本君がすんごく眩しいんだよねぇ。もー大学のじーさん達と一緒にきゅううんってなってたよ」
同僚:「でも。ふかみんも似たような事言ってんじゃん。いつも」
あたし:「ええ?」
同僚:「ほら、ピースボート」
そうなんです。最近、ちょっと旅(現実逃避とも言う)がしたくなって、無意識のうちに資料まで取り寄せちゃったんです。
いいなぁ。船でエジプトとかヨルダンとかまわるの。。ハアハアしちゃう。
あたし:「あー、、でもおばちゃんの自分探しはちょっと小金を持っちゃうからさ。あーゆー若い子の自分探しには届かないね」
同僚:「行けば自転車で?」
あたし:「(キューン)←ちょっとトキメク音」
なーんて話をしておりました。
やっと今日単行本の入稿も終わったから、とりあえず鎌倉あたりに自分探しに行ってこようかな。
ハチクロは4月からアニメ化。
するならドラマ化だと思ってたんだけど、「やっぱりハグちゃんをできる子がいないか」って話を会社でしてました。
全部録画するんだ! 楽しみです!
青春の御本尊様が悟りを見つけて帰ってきました!
うおおおおおお! おかえり! おかえり! 竹本君。
なんかハチクロって忘れかけてた、キューンとする甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれますな。
今回のお話も本当に良かったです。
これ以上書くとネタバレになっちゃうから…。
もぐもぐ…黙ってよう。。ううう…でも言いたいよぅ。わああああん。
気になる山田の恋は次の刊かな。(今本誌はずっとそうだしねぇ)。
山田の事は、すごく好きだから彼女には幸せになって欲しい。(頼むぞ野宮!)
個人的には、今回ハグちゃんと仲良くなる小学生の男の子(大好物メガネ)がいるんだけど、この子がオススメ。
いつか大きくなってハグちゃんを迎えにくるのはどうだ!? とみんなで妄想してました。(ナイト二人と保護者が戦うの!)
きっと美味しいメガネキャラに育ちそうなんだもん。ハフーン♪
同じ部署の同僚:「ねー。今日ハチクロ新刊出てたよ」
あたし:「きししし★ もう買っちゃった」
別部署の子「きゃー!ハチクロ買った!? ローマイヤー先輩素敵!!」
ってな話をしていて思ったんですが……。
私のいるフロアだけでいったい何人の人がハチクロを買ったのだろう。。
ちなみにウチの編集部は全員ゲットしてました♪
※注意 おこは会社で学校ではありません。部員は25〜33女子であります。
あたし:「自分探しとかさ。竹本君がすんごく眩しいんだよねぇ。もー大学のじーさん達と一緒にきゅううんってなってたよ」
同僚:「でも。ふかみんも似たような事言ってんじゃん。いつも」
あたし:「ええ?」
同僚:「ほら、ピースボート」
そうなんです。最近、ちょっと旅(現実逃避とも言う)がしたくなって、無意識のうちに資料まで取り寄せちゃったんです。
いいなぁ。船でエジプトとかヨルダンとかまわるの。。ハアハアしちゃう。
あたし:「あー、、でもおばちゃんの自分探しはちょっと小金を持っちゃうからさ。あーゆー若い子の自分探しには届かないね」
同僚:「行けば自転車で?」
あたし:「(キューン)←ちょっとトキメク音」
なーんて話をしておりました。
やっと今日単行本の入稿も終わったから、とりあえず鎌倉あたりに自分探しに行ってこようかな。
ハチクロは4月からアニメ化。
するならドラマ化だと思ってたんだけど、「やっぱりハグちゃんをできる子がいないか」って話を会社でしてました。
全部録画するんだ! 楽しみです!
先日久々に飲んでやらかしてしまった事を少々。
ホワイトデーのお返しと言う事で、うちの編集部員一同、上司に代々木にあるどえらく美味い鍋のお店に連れてってもらった。
ただ酒なんて久しぶりだから、かなりウハウハ気分で、「好きなだけ飲みなさい」と言うありがたいお言葉に従って日本酒に焼酎をどんどん開けた。
帰りはちょーどほろ酔い加減。
電車のシートに座ったら、無償にアメが食べたくなってバックの中をがさごそ探す。
「あれー。あれれ。おっかしーなぁー」
じゃんじゃん中身を出してバックをのぞいていると、ぽろっとバックの中から何かが落ちる。
落としたのはよく駅前で配ってるテッシュかにゃ?
そう思ったのは私だけではないらしく、近くにいた親切そうな殿方が拾ってくれようとした瞬間、ギョッと顔が曇る。
ん?
と思い焦点を合わせた瞬間、私も固まりました。
落とした物は、、、
…。
……。
生理用ナプキン
ぎゃー!!!!!!
そう言えば、以前急になった時に友達から何個かもらったんだっけ。
まわりの刺さるような痛ーい視線を浴びながら、酔っぱらった体にムチ打って回収したけど、あー驚いた。
まるでマンガみたいなんだもん!
そう言えば、先週東京駅の構内で人糞を見つけたし。。(どーせ見つけるなら財布とか金がいい)。
全く。世の中何が起こるかわかりませんね。
もし電車の中で、ナプキンを落とした人がいてもみなさん暖かく見守ってやってくださいませ
ホワイトデーのお返しと言う事で、うちの編集部員一同、上司に代々木にあるどえらく美味い鍋のお店に連れてってもらった。
ただ酒なんて久しぶりだから、かなりウハウハ気分で、「好きなだけ飲みなさい」と言うありがたいお言葉に従って日本酒に焼酎をどんどん開けた。
帰りはちょーどほろ酔い加減。
電車のシートに座ったら、無償にアメが食べたくなってバックの中をがさごそ探す。
「あれー。あれれ。おっかしーなぁー」
じゃんじゃん中身を出してバックをのぞいていると、ぽろっとバックの中から何かが落ちる。
落としたのはよく駅前で配ってるテッシュかにゃ?
そう思ったのは私だけではないらしく、近くにいた親切そうな殿方が拾ってくれようとした瞬間、ギョッと顔が曇る。
ん?
と思い焦点を合わせた瞬間、私も固まりました。
落とした物は、、、
…。
……。
生理用ナプキン
ぎゃー!!!!!!
そう言えば、以前急になった時に友達から何個かもらったんだっけ。
まわりの刺さるような痛ーい視線を浴びながら、酔っぱらった体にムチ打って回収したけど、あー驚いた。
まるでマンガみたいなんだもん!
そう言えば、先週東京駅の構内で人糞を見つけたし。。(どーせ見つけるなら財布とか金がいい)。
全く。世の中何が起こるかわかりませんね。
もし電車の中で、ナプキンを落とした人がいてもみなさん暖かく見守ってやってくださいませ
「やばい!…やばい。ヤバイ!!」
タナベ君が不吉な悲鳴をあげる。
今日は年も暮れの12月30日。
大晦日にはオールナイトのライブイベントへ行く予定だったので、ほろ酔い加減で
酔っ払っているタナベ君と、今年最後のHの最中だった。
電気がついていないのでわからないが、
『H終了後→タナベ氏大慌て』という構図にどんな言葉続くかわかる。
非常に、非常にいや〜な予感がする。
若干の沈黙の後、タナベ君がまるでおねしょを告白する子供みたいに小さな声で
「…ゴム。中で取れちゃいました」
と言いやがった。
ぎゃー!!!!!
自慢じゃないが、この26年きっちり避妊派の私は、中出しなんかした事がない。
イッキに頭の中が真っ白になって氷のように固まってしまう。
せめてもの救いは暗がりでその惨状が目に飛び込まなかったところだろう。
足の付け根を濡らすリアルな液体が見えたら、怒りにまかせてタナベ君に飛びかかかりかねない。
どうしよう!どうしよう!と、ひたすら慌てるタナベ君を見ていたら、逆に女がしっかりしなきゃと悟り、
「シャワー!シャワー!行ってきます!!」
叫んだ。
いつもは『夜中のシャワーはダメ!』と口うるさいタナベ君も、
「よく言った!行ってこい!」とばかりに大きく頷く。
普段は乙女の嗜みと、恥じらって体を隠しちゃったりもするのだが、今は非常事態。
タナベ君を蹴飛ばさんばかりの勢いで、裸のままお風呂場に直行した。
蛇口を思い切りひねってシャワーをかけているが、これってどうすりゃいいんだ?
とりあえずヤケドしない程度の熱湯だよな。
…でもあまり執拗に洗うのは、逆に中に押し込む作業になってしまうんじゃなかろうか?
色々思いながらとりあえず熱消毒を試みる。
冷えた体に熱いシャワーを浴びながら、沢山の友人たちの言葉が頭に浮かぶ。
『犬猫の子じゃあるまいし、そんな簡単にゃーできないよ』
コンドーム無し派の友達の言葉が頭をよぎる。
『いや〜。まさかこんなにすぐアタルとはねぇ。正直びっくりだったよ』
結婚してママさんになった友達の声などエコーのように響きわたる。
うう…。私はどっちだ…。
おそろしいが後者じゃないのか?(しかも結婚予定は全くなしと言うオマケ付きの)。
「大丈夫?ちゃんと洗えた?」
おそるおそる風呂場を開けて私に問いかけるタナベ君をキッと睨んだ。
なんつー失礼な台詞! 粗相をしたのはオマエぢゃ!
「心配なら、あなたが安心するまで洗ってみる?」
と冷たい声で言うと、ぶんぶんと横に頭を振り、「頑張って」と
ちんぷんかんぷんの声援を残して部屋に戻っていった。
少し気持ちも落ち着いたところで、不安気なタナベ君に優しくなかったなと反省してみた。
きっと彼も物凄く焦ったのだろう。
部屋に戻ったら優しくしてあげなきゃ。
そう思って部屋に戻ると、グーグーと響きわたるタナベ君のイビキを聞いた。
…おいおい、マジかよ?
これだから男って奴は。
深々とため息をつく。
この後、寝ているタナベ君をたたき起こし、今年最後の大説教大会が始まったのは言うまでもない…。
これは自分のホムペで昔書いてた奴です。ネタが古くてごめんなさい〜
タナベ君が不吉な悲鳴をあげる。
今日は年も暮れの12月30日。
大晦日にはオールナイトのライブイベントへ行く予定だったので、ほろ酔い加減で
酔っ払っているタナベ君と、今年最後のHの最中だった。
電気がついていないのでわからないが、
『H終了後→タナベ氏大慌て』という構図にどんな言葉続くかわかる。
非常に、非常にいや〜な予感がする。
若干の沈黙の後、タナベ君がまるでおねしょを告白する子供みたいに小さな声で
「…ゴム。中で取れちゃいました」
と言いやがった。
ぎゃー!!!!!
自慢じゃないが、この26年きっちり避妊派の私は、中出しなんかした事がない。
イッキに頭の中が真っ白になって氷のように固まってしまう。
せめてもの救いは暗がりでその惨状が目に飛び込まなかったところだろう。
足の付け根を濡らすリアルな液体が見えたら、怒りにまかせてタナベ君に飛びかかかりかねない。
どうしよう!どうしよう!と、ひたすら慌てるタナベ君を見ていたら、逆に女がしっかりしなきゃと悟り、
「シャワー!シャワー!行ってきます!!」
叫んだ。
いつもは『夜中のシャワーはダメ!』と口うるさいタナベ君も、
「よく言った!行ってこい!」とばかりに大きく頷く。
普段は乙女の嗜みと、恥じらって体を隠しちゃったりもするのだが、今は非常事態。
タナベ君を蹴飛ばさんばかりの勢いで、裸のままお風呂場に直行した。
蛇口を思い切りひねってシャワーをかけているが、これってどうすりゃいいんだ?
とりあえずヤケドしない程度の熱湯だよな。
…でもあまり執拗に洗うのは、逆に中に押し込む作業になってしまうんじゃなかろうか?
色々思いながらとりあえず熱消毒を試みる。
冷えた体に熱いシャワーを浴びながら、沢山の友人たちの言葉が頭に浮かぶ。
『犬猫の子じゃあるまいし、そんな簡単にゃーできないよ』
コンドーム無し派の友達の言葉が頭をよぎる。
『いや〜。まさかこんなにすぐアタルとはねぇ。正直びっくりだったよ』
結婚してママさんになった友達の声などエコーのように響きわたる。
うう…。私はどっちだ…。
おそろしいが後者じゃないのか?(しかも結婚予定は全くなしと言うオマケ付きの)。
「大丈夫?ちゃんと洗えた?」
おそるおそる風呂場を開けて私に問いかけるタナベ君をキッと睨んだ。
なんつー失礼な台詞! 粗相をしたのはオマエぢゃ!
「心配なら、あなたが安心するまで洗ってみる?」
と冷たい声で言うと、ぶんぶんと横に頭を振り、「頑張って」と
ちんぷんかんぷんの声援を残して部屋に戻っていった。
少し気持ちも落ち着いたところで、不安気なタナベ君に優しくなかったなと反省してみた。
きっと彼も物凄く焦ったのだろう。
部屋に戻ったら優しくしてあげなきゃ。
そう思って部屋に戻ると、グーグーと響きわたるタナベ君のイビキを聞いた。
…おいおい、マジかよ?
これだから男って奴は。
深々とため息をつく。
この後、寝ているタナベ君をたたき起こし、今年最後の大説教大会が始まったのは言うまでもない…。
これは自分のホムペで昔書いてた奴です。ネタが古くてごめんなさい〜
久々に『OZ』に浸かってきました〜
2005年3月9日 読書
先日、天王洲で樹なつみ先生原作の『OZ』を観てきた。
Studio Lifeという男のだけの劇団でフィリシアをはじめ、全員男性がその役に扮する訳だ。
(今回ネイトをやったスキンヘットの人が今度のNANAでヤス役をやるって知って、ビックリしたけどね)。
アニメはカナリハショっていたけど、この舞台はカナリ原作に忠実に作っていて、長かった。(笑)
ちょっと笑ったのが、やっぱり男同士のキス祭り!
サージェント(男)とフィリシア(男)、サージェント(男)×19(男)、ネイト(男)×24(やっぱり男)。
そしてラストの方であるサージェントを19がお姫様だっこする様を観て、「今日は観て良かった」と思いまいした。(笑)
studio-lifeは他に、『MOON CHAILD(月の子)』『トーマの心臓』などなども遣っておりマス。
私は『トーマの心臓』が凄く好きでした。
さて『OZ』の話ですが、大好きだったのに「結構忘れている部分があったな〜」と思いつつ本屋に行ったら…。
ありましたよ、完全版。速攻オトナ買いで全巻ゲット。
描き下ろしマンガもあって、『OZ』の世界を堪能できました、ゲップ。
ついでに部屋の腐海から、OZのDVDを掘り当てて、のんびり観ておりました。(笑)
何だか懐かしい友人(OZ)に会ったようなくすぐったい気持ちになった一日でした。
Studio Lifeという男のだけの劇団でフィリシアをはじめ、全員男性がその役に扮する訳だ。
(今回ネイトをやったスキンヘットの人が今度のNANAでヤス役をやるって知って、ビックリしたけどね)。
アニメはカナリハショっていたけど、この舞台はカナリ原作に忠実に作っていて、長かった。(笑)
ちょっと笑ったのが、やっぱり男同士のキス祭り!
サージェント(男)とフィリシア(男)、サージェント(男)×19(男)、ネイト(男)×24(やっぱり男)。
そしてラストの方であるサージェントを19がお姫様だっこする様を観て、「今日は観て良かった」と思いまいした。(笑)
studio-lifeは他に、『MOON CHAILD(月の子)』『トーマの心臓』などなども遣っておりマス。
私は『トーマの心臓』が凄く好きでした。
さて『OZ』の話ですが、大好きだったのに「結構忘れている部分があったな〜」と思いつつ本屋に行ったら…。
ありましたよ、完全版。速攻オトナ買いで全巻ゲット。
描き下ろしマンガもあって、『OZ』の世界を堪能できました、ゲップ。
ついでに部屋の腐海から、OZのDVDを掘り当てて、のんびり観ておりました。(笑)
何だか懐かしい友人(OZ)に会ったようなくすぐったい気持ちになった一日でした。